埼玉・川口のタクシー銃撃 被告が起訴内容を一部否認 地裁初公判

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2025年06月02日 21:48  毎日新聞

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毎日新聞

さいたま地裁=平本絢子撮影

 埼玉県川口市で昨年5月にタクシー運転手の男性が銃撃された事件で、強盗殺人未遂などの罪に問われた同市の無職、瀬川好一被告(69)の裁判員裁判の初公判が2日、さいたま地裁(江見健一裁判長)であった。被告は「『金出せ』と言ったことはなく、強盗目的ではなかった」と述べ、起訴内容を一部否認した。


 起訴状などによると、被告は2024年5月29日夜、川口市幸町3の路上に停車中のタクシー内で、70代の男性運転手に拳銃を向けて、「金出せ」などと脅迫。応じなかった男性の左胸に発砲し、全治約2カ月のけがをさせたとされる。被告は事件後に逃走し、福島市内の知人宅に立ち寄った後、同31日に新幹線でJR大宮駅に到着したところを警戒中の警察官に逮捕された。


 冒頭陳述で検察側は「事件当時、被告は600万円以上の負債を抱えており、家賃や携帯料金などの支払いを滞納していた」と指摘。「犯行直前には、知人に拳銃を使用した強盗を持ちかけていた」と明らかにした。


 弁護側は、男性運転手の態度に被告が立腹し、「護身用に持っていた拳銃で運転手を撃ってしまった」と説明。「強盗目的での発砲ではない」と主張した。【加藤佑輔】



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  • 「護身用に持っていた拳銃」噴いた。どうしようもないクズ犯人を何とか弁護したい弁護士が苦し紛れに吹き込んだのだろう。でも、こんなヨタ話でも真に受ける裁判官はいるのだろうな(溜息)
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