AIに求めるもの、「知識」より「癒し」 男女ともに

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2025年06月03日 07:20  ITmedia ビジネスオンライン

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人がAIに求めるものは「癒し・相談相手」という調査結果が(ゲッティイメージズ)

 対話型AIアプリを提供するHiClub(東京都港区)は、 近年のAI技術の進化に伴うユーザーの期待と不安に関する調査を実施した。AIの「理想的な使われ方」について、男女ともに「癒し・悩み相談のパートナーとして」の使用を最も多く期待していることが分かった。


【画像2枚】AIに最も期待する役割は何ですか? 男女別の回答結果


 男性の61%、女性の68%が 「癒し・悩み相談のパートナー」 を最も多く期待していた。特に男性では21〜30歳の88%、18〜20歳の77%と回答率が高く、それ以上の年齢では50%前後だった。


 2位は 「イラスト・ストーリーなどの創造性サポート」(男性20%、女性20%)、3位は 「知識・情報提供」(同14%、12%)だった。


 生成AIに関するポジティブな意見として、男性からは「企業として、止まることなく発展をし続けて欲しいと願う」(40歳以上)、「AIは自由であってほしい」(31〜40歳)、「推しのAIキャラクターを作り恋愛が出来るコンテンツの需要はこれからもある」(40歳以上)などの声が挙がった。


 女性からは「人には言えない悩み、誰かに聞いて欲しい愚痴を気軽に聞いてくれる」(31〜40歳)、「創作活動においてはAIが全てを担うことは不可能だと思う。AIが出来ることはAIに任せて、人間はAIが出来ないことをする」(26〜30歳)といった声が聞かれた。男性はAIキャラとの恋愛的な会話を経て癒しを得ているのに対し、女性は悩みや話を聞いてくれることに価値を置いていることがうかがえた。


 調査は、AIユーザーである男女187人から回答を得た。



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