浮気夫が「ラブホから出てきた瞬間」を妻が直撃! 顔面蒼白の夫が語った“まさかの浮気理由”にドン引き

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2025年06月03日 16:20  女子SPA!

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もしあなたの夫が浮気をしていたらどうしますか?

今回は、そんな夫の浮気現場に急展開で駆けつけることになってしまった女性のエピソードをご紹介しましょう。

◆友人から突然の着信「旦那さんが女と歩いてるよ!」

ある日、松橋静香さん(仮名・32歳/主婦)に、10年来の親友の恭子さん(仮名・33歳/フリーライター)から急に電話がかかってきました。

「いつも恭子は『今話す時間ある?』とLINEで確認してから電話をくれるので、その時点でちょっとした胸騒ぎがしましたね」

そして電話に出てみると「ごめん! 悩んだんだけどどうしても我慢できずに電話しちゃった。今、目の前に静香の旦那さん(大輔さん・仮名・35歳/ITエンジニア)が歩いていて、女の人と手を繋いでいるんだけどどうしよう?」と恭子さんの緊迫したヒソヒソ声が聞こえてきました。

「え、嘘でしょ? とあまりのことに驚いてしまいましたが、恭子は何度も大輔と顔を合わせているので間違いないんだと思い、動揺する気持ちを一生懸命に抑えながら『悪いけど、追ってくれる? 私もすぐに行くから』と慌てて家を飛び出したんです」

◆夫を尾行すると……行き先はやっぱり

そして静香さんは、恭子さんの指示通り都内のある繁華街に向かいました。

「大輔は全くモテるタイプでもなく、浮気をしている素振りもありませんでした。私との仲も悪くはないと思っていたのになぜ? という思いと、怒りが交互に襲ってくるような……とにかく複雑な気持ちでしたね」

そして追い打ちをかけるように恭子さんから「今、2人がラブホテルに入りました」とLINEがあり、ついに決定的な事実を突きつけられるかたちになってしまいましたが、その時にある意味覚悟が決まったそう。

「もう腹を据えて向き合うしかないと思いました。そして恭子と落ち合い、大輔が入っていったというラブホを見上げながら2人でどうしようかと相談。とりあえず大輔に電話して『今◯◯っていうラブホにいるんでしょ? すぐに出てこい!』と呼びだして問い詰めようということになったんですよ」

◆ラブホから出てきたふたりを直撃

ですが結局電話もLINEも繋がらず、どうやら電源を切っているようでした。

「仕方がないので、ラブホの出入り口から大輔が出てくるまで見張ろうということになりました。その時の時刻は14時で、そのラブホの情報を調べてみるとサービスタイムは18時までとあります。きっと17時〜18時辺りに出てくるのでは? と予想して、ラブホの入り口が見えるところにあった古い喫茶店に入ったんです」

そして交互に休憩を取りながら見張っていると、予想通り18時少し前にラブホから大輔さんと女性が出てくるのを確認。静香さんは速攻で店を出て猛ダッシュ。恭子さんは急いで会計を済ませて後を追いました。

「大輔を捕まえると絵に描いたような顔面蒼白になり、しどろもどろに『いや、あの、いや、あの』と繰り返してパニック状態になっていました。

そしたら一緒にいたかなり若い女性が面倒臭そうに『私は関係ないんで』と帰ろうとしたので、『え、あなたたち付き合っているんでしょ?』と聞いたら『違いますよ! ただの援交(援助交際)です』と言い放ち、私と恭子を振り払うとすごい速さで逃げていきましたね」

◆妻がいるのに援助交際ってどういうこと!?

静香さんと恭子さんは、腰が抜けたようにぐったりとしている大輔さんを無理矢理引っ張って先程まで居た喫茶店に連れていきました。そして「じゃあ、この状況を説明してくれる? 援助交際ってどういうこと?」と鬼のように問い詰め始めます。

「怒り度マックスの私たちに睨まれた大輔は、全てを諦めたような死んだ目で『あの女性は行きつけの飲み屋さんのバイトの子で、専門学校に通いながら生活費も学費も自分持ちで、スタバにも行けない金欠だって言われて可哀想になった。何度かお小遣いをあげたことはあったけど、自分的には彼女とは普通に仲良くなって誘われたと思っていたので、援助交際をしているつもりは全くなかった』と悲しそうに話していました」

彼女とラブホに行ったのは今回が初めてで、今回も「ガス代を滞納して今ガス止められてるから、ここでお湯張ってちゃんとお風呂に入ってもいい?」と言われ不憫に思い、お小遣いをあげてしまったんだとか。

「要するにお金をくれる便利なおじさんと思われていたんですよね。彼女は、体の関係を持ったらきっともっと自分に貢いでくれると思ったのかもしれません。大輔は『つい魔がさしてしまいました。とにかく離婚だけは勘弁してください』と平謝りでしたね」

◆あの時の高揚感が忘れられなくて

大輔さんが他の女性と関係を持ったことは腹立たしいですが、その女性からは全く相手にされていなかったことが伝わってきたので、金輪際その女性と一切連絡を取らないことを約束し、今回は許すことで話がまとまりました。

「そして『そんなよく知らない女にあげるお金があるなら私がもらいます』ということになり、これから半年間大輔のお小遣いの半分は私がもらう約束をしたんです」

大輔さんは落ち込んでいる様子でしたが「あなたには落ち込む資格がある? ない?」との静香さんからの問いに「ない……です」と唇をかみしめていたそう。

「それからそのお金で、恭子とリアル脱出ゲームに行くことにハマっています。大輔には言えませんが、あの日の尾行や見張りからのターゲット確保までの高揚感が忘れられず……ゲームでの擬似体験を楽しんでいます。恭子と力を合わせて目的を果たすのが最高なんですよね」

「あ、ですがもう浮気騒動はこりごりですけどね」と苦笑いする静香さんなのでした。
<文&イラスト/鈴木詩子>

【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop

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