KDDIは、「au Starlink Direct」の情報共有ができるWebサイトを公開した。サイト名は「au Starlink Direct未来をつくる仲間とつながる」となっている。
au Starlink Directは、通常利用している通信事業者の電波が届かない状況でも、衛星通信を利用してSMS、RCS、iMessageでのテキストメッセージのやりとりや、緊急地震速報/津波警報/国民保護情報(Jアラート)の受信、現在位置の情報共有が可能になる。Androidの端末では、「Google Gemini」を使って調べ物ができる。
KDDIの松田浩路社長は5月7日の会見で、「圏外をゼロに」――という体験をより多くの人に届けたいとアピールしていた。サービスの提供エリアは、日本全国47都道府県および領海にわたる。ただし、空が見える環境に限られ、auの5G/4G LTEエリアは対象外となる。
KDDIは新たに公開したサイトについて、au Starlink Directの利用者からの感想や要望を直接収集し、それらを共有・紹介するための専用Webサイトと位置付けている。
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実際にサービスを利用している人の“生の声”を募集し公開することで、ユーザーにとっては他のユーザーの関心事を把握でき、KDDIにとってはフィードバックを得るのに役立てることが可能だ。
au Starlink Directにより、携帯電話基地局とつながらない場所で衛星に頼れる反面、「ぶっちゃけどこでつながる?」と疑問に思う人もいるだろう。そんな人にとって朗報なのが「自社(KDDI)のビッグデータにて衛星の電波を捕捉した場所を表示した」マップが付加されている点だ。ただし、「au Starlink Directが利用可能な場所の全てを網羅しているわけではない」点に留意したい。
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