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6月3日、プロ野球・読売ジャイアンツの終身名誉監督である長嶋茂雄さんが肺炎のため亡くなった。89歳だった。
1958年、巨人軍に入団した長嶋さんはプロ入り1年目からレギュラーとして活躍し、17年のプロ生活でリーグ優勝13回、日本一に11回輝くなど数々のタイトルを獲得。「ミスタージャイアンツ」の愛称で国民的な人気を博した。1974年に引退すると巨人軍の監督に就任。その後2013年に国民栄誉賞を受賞し、2021年には野球界で初となる文化勲章を受章した。
多くの人に愛された長嶋さんの訃報に、追悼の声が続々と寄せられている。長嶋さんと巨人軍の一時代を築いたソフトバンクの王貞治球団会長(85)は球団を通じて、《突然の訃報に大変驚いております。日本球史に燦然と輝く長嶋さんが闘病生活の末、旅立たれてしまったことを本当に残念に思います。長嶋さんには色々と教えていただきました。一緒に野球ができたことを本当に感謝しています。今は只々心よりご冥福をお祈りします》とのコメントを発表した。
また、長嶋さんがCM出演していた警備サービス会社・セコムはXで《長嶋さんには当社のアンバサダーとして1990年より35年にわたり多大なるご尽力をいただきました。長嶋さんのご功績に深く感謝するとともに、謹んでご冥福をお祈り申し上げます》と綴っている。
そんななか、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)もInstagramで長嶋さんの死を悼んだ。大谷選手は《心よりご冥福をお祈りいたします》と投稿し、長嶋さんとのツーショットを3枚アップ。1枚目と2枚目は車椅子に乗った長嶋さんとドジャースのユニフォームを着た自身の写真、そして3枚目はともにジャケット姿の長嶋さんと大谷選手が。長嶋さんは大谷選手の肩に手を回し、二人は笑顔を見せている。
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「今年3月から放映されたセコムのCMでは、大谷選手がマウンドに立ち、長嶋さんを打席に迎えるという“夢の対決”が合成映像によって再現されました。二人はともにリスペクトし合っており、長嶋さんは大谷選手のことを『これまでの日本人が持っていないものを持っている』と大絶賛。また大谷選手も『日本のプロ野球といえば長嶋茂雄さん』と讃えていました」(スポーツ紙記者)
仲睦まじい様子を収めた写真とともに、長嶋さんを追悼した大谷選手。ネットでは、その写真の数々に二人のファンが感激の声を上げている。
《セコムのCMで長嶋さんのCGと大谷選手が対決する、という味な演出をしてくれましたが、現実でもこんなにいい写真があるとは》
《良い写真だな。どれだけ時代が移り変わろうともやはりスーパースターは特別な存在。時代のアイコンであり唯一無二。それがこの二人》
《違う時代に誕生した超絶スーパースターお二人が、機会を共にする瞬間があった事に、ファンとしては感激しかないし本当に幸福感すら抱いてしまう》
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