マンU復帰となるサンチョ[写真]=Getty Images イングランド人FWジェイドン・サンチョは、マンチェスター・ユナイテッドに復帰することになるようだ。3日、イギリス『ジ・アスレティック』が報じている。
現在25歳のサンチョは、2021年夏にドルトムントから完全移籍で加入。2023−24シーズンには、エリック・テン・ハフ前監督との関係が悪化したことにより、チームから追放状態に。そのシーズンの冬に、レンタル移籍でドルトムント復帰を果たした。その後は、一度チームに戻ったものの、昨夏の移籍市場でチェルシーへのレンタル移籍で決まった。
今シーズン、チェルシーでは公式戦42試合に出場し、5ゴール10アシストを記録。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)制覇や、来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。
チェルシーには2500万ポンド(約48億円)の買い取り義務を伴うレンタル移籍で加入したサンチョだが、完全移籍への移行はされないという。『ジ・アスレティック』のデビッド・オーンスタイン記者は、「完全移籍するために個人的な条件で合意することができなかったため、6月30日の契約満了とともにチェルシーを去ることになる」と報道。さらにチェルシーが同選手の買い取りを断念した場合には、500万ポンド(約9億6500万円)の違約金が発生することになることが明らかになっている。
また今後については、マンチェスター・ユナイテッドで来シーズンプレーする公算は低く、プレミアリーグの他クラブや他のヨーロッパのクラブに活躍の場を移すことが予想されている。