「Mリーグ」初優勝のフェニックス、新監督を発表　来季“監督同士の直接対決”も実現か

　麻雀プロリーグ「Mリーグ24-25シーズン」で初優勝を飾ったセガサミーフェニックスが公式サイト、エックスを更新し、近藤誠一（最高位戦日本プロ麻雀協会）前監督の後任として、茅森早香（同）が選手と兼任で就任することを発表した。

【写真】初優勝フェニックス、新監督はこの人！

　三つ巴の大激戦の末、劇的な初優勝を飾ったフェニックスでは、近藤監督が「Mリーグ」への選手としての復帰を目指し、退任することを発表していた。このたび、契約更改と合わせて茅森が監督に就任。今回の監督就任について茅森は、近藤監督の退任が決定したとき「『チームをまとめていきたい』『このチームでずっと闘っていきたい』と改めて感じ、シーズン終了前ではありましたが新監督に立候補したい旨をチームに打診し、快諾頂きました」と、自ら立候補したことを明かしている。

　フェニックスは合わせて、初優勝メンバーである醍醐大、竹内元太（共に最高位戦日本プロ麻雀協会）、浅井堂岐（日本プロ麻雀協会）の3人との契約更改も発表。「25‐26シーズン」、フェニックスは同じメンバーで「Mリーグ」史上初の連覇を目指す。

　なお「Mリーグ」では、すでに前任の監督が退任を発表していたEX風林火山が、二階堂亜樹（日本プロ麻雀連盟）の選手兼任監督就任を発表しており、来季「Mリーグ」では「監督対決」が実現するかもしれない。

【茅森早香コメント全文】

来シーズンも選手として契約更改し、近藤監督の退任に伴い、兼任監督にも就任した茅森早香です。

Mリーグ2024-25シーズンもたくさんの応援ありがとうございました！

wingthの皆さま、パートナー企業の皆さまのサポートと応援のおかげで、優勝することが出来ました。

チームメンバーが入れ替わり再スタートを切ったシーズンでしたが、序盤から好調だった醍醐選手のMVP、セミファイナルではメンバー全員プラス、シーズン通しての連続ラス回避34戦と記録も残し、ラスト４戦を全員リレーの登板で優勝できたことはチームにとって良い影響を与えました。

この1年で本当に素晴らしいチームになりました。

近藤監督の退任が決まった時、

「チームをまとめていきたい」「このチームでずっと闘っていきたい」と改めて感じ、シーズン終了前ではありましたが新監督に立候補したい旨をチームに打診し、快諾頂きました。

来シーズンは、選手兼監督としてセガサミーフェニックスをより良いチームに出来るよう、チーム一丸となって戦っていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします！

【近藤誠一前監督コメント全文】

茅森選手はセガサミーフェニックス創設時からのメンバーの一人で、選手兼監督として私の後を引き継いでくれる事をとても嬉しく思います。

洞察力や状況判断、統率力にも長けておりますし、もともと体育会系で、勢いがある今のフェニックスを引っ張っていくにはまさに適任だと感じています。

茅森早香新監督の、益々の活躍を期待しています。

引用：「セガサミーフェニックス」公式サイト