安田記念を勝つための“三拍子”が揃った好馬体 紅一点の実績馬が上位進出狙う

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2025年06月03日 20:45  netkeiba

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ブレイディヴェーグ(5月29日撮影、(c)netkeiba)
 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が2日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。8日(日)に東京競馬場で行われる安田記念(3歳上・GI・芝1600m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏はブレイディヴェーグ(牝5、美浦・宮田敬介厩舎)について、「赤みがかった鹿毛の馬体はまるでルビーのような光沢感を放ち、ライバルとは一戦を画した体調の良さをうかがわせる」と表現。GI初制覇となった2年前のエリザベス女王杯出走時の毛ヅヤと比較して、「それを凌駕する洗練度に感じる。帰国初戦でも割引は必要ない」と口にした。

 馬体面で「3歳当時と大きく異なるのは筋肉量」とし、「父の影響がより色濃くなり、前後躯ともにボリューミーになった」と評価。前腕や臀部の筋肉が成長していることを理由に「マイルでもスピード負けすることはないだろう」と述べた。また、「叔母ミッキークイーン似の骨格はもちろん変わっていない」とも発言。流麗なトップラインは健在で、スラっと伸びた後肢から、「33秒台前半の末脚が好走には必須な安田記念では、大きな武器になる」と解説した。

「中距離寄りの骨格に、ロードカナロア譲りの強靱な筋肉をまとい、なおかつ体調も良好と、このレースを勝つための三拍子がそろった好馬体」と絶賛。「7年連続で牝馬が連対している安田記念。今年はブレイディヴェーグが紅一点だが、記録は継続することになりそう」と期待をかけた。

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