阪神の1、2番が走った!白井氏「初球から積極的に走れる。これも強み」
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2025年06月03日 21:22 ベースボールキング

阪神・近本光司 (C) Kyodo News● 日本ハム 0 − 1 阪神 ○
<1回戦・エスコンフィールド>
3日にニッポン放送で放送された日本ハム−阪神戦(STVラジオの制作)で解説を務めた白井一幸氏が、盗塁を決めた阪神の近本光司、中野拓夢の1、2番コンビについて言及した。
0−0の初回一死走者なしで中野拓夢が、古林が投じたカーブをセンター前に運ぶと、続く森下翔太の初球に今季8個目の盗塁を決めた。白井氏はこの盗塁に「今のスタートを見る限り、初球走ってくるというのは古林投手のフォーム、盗塁ができる確信を試合前から持っていましたよね。それくらい自信を持ったスタート、盗塁でしたよね」と解説。
0−0の3回一死走者なしでは近本光司がライト前に安打を放つと、続く中野拓夢の初球に今季12個目の盗塁成功。白井氏は「ここも初球から走ってきましたし、中野選手は一死でありながら、バントの構えをしましたよね。これも完全にベンチから初球盗塁のサインが出ているということですよね。それだけ古林投手に対しては足を使っていけるという確信を持っていますね」と分析した。
近本は0−0の5回一死走者なしの第3打席、四球を選び出塁すると、中野拓夢の2球目にこの日2つ目の盗塁を決めた。白井氏は「素晴らしいですね。あれだけ牽制され、マークされた中で、盗塁を決めてきますよね。この1、2番は本当に脅威ですよね」と話した。
また白井氏は「中野選手、近本選手もそうですけど、初球から積極的に走れますよね。これも強みですよね。足の速いランナーが一塁にいる時は、バッターが走るのをまったりしているうちに追い込まれますけど、この2人が初球から走ってくれるのは楽ですよね」と評価した。
(提供=STVファイターズLIVE)
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