今後の去就について語ったキエーザ[写真]=Getty Images リヴァプールに所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザがクラブでの将来について語った。3日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』が同選手のコメントを伝えている。
現在27歳のキエーザは、昨夏の移籍市場の閉幕間際にユヴェントスからリヴァプールへの完全移籍を果たした。ユヴェントスではチアゴ・モッタ前監督の下で構想外となっており、フィットネスレベルが低下。リヴァプール移籍以降も、プレータイムの確保に苦しみ、公式戦14試合の出場に留まった。
そして今夏の移籍市場では、セリエAへの復帰が噂されており、ナポリや古巣ユベントスが関心を示しているとも報じられている。かつてユヴェントスで師事したマッシミリアーノ・アッレグリ監督が就任したミランへの移籍の可能性問われると、キエーザは「それは夏の間に考えること」と返答。来シーズンもリヴァプールで戦う意思を示しつつも、他の選択肢も考慮しているようだ。
「家族、代理人、そして僕はリヴァプールと素晴らしい関係を築いている。目標はプレシーズンに間に合うように準備することで、全員にとって最善の解決策を見つけたいと思う。7月8日のテストに向けて最高のコンディションで迎えられるように、リヴァプールに組んでもらったプログラムで毎日トレーニングしているよ」
「来シーズンは、自分の望むシーズンになればいいなと思う。ワールドカップに出場することが夢なんだ。欧州選手権では優勝したことがあるので、ワールドカップで最高の思い出を作りたいと思う」
なお、ユヴェントスの復帰については、「絶対にないとは言えない。今でもクラブとファンを愛している」と、古巣クラブでの思いを語った。