
【写真】『イカゲーム』シーズン3に登場するヨンヒ&チョルスが気になる
人生詰みかけだった気弱な男ソン・ギフン(イ・ジョンジェ)がゲームで優勝してから3年後。シーズン2では、ギフンが謎多きゲームの支配人フロントマン(イ・ビョンホン)に迫り、イカれたゲームに終止符を打つことを決意して再びゲームに舞い戻った。そんな本作に登場するゲームについて、ファン・ドンヒョク監督は「どんな遊びをゲームに取り入れるかについて時間をかけて考え抜きました。ネット上では、韓国のローカルゲームを取り上げてほしいという意見も多く見られましたが、ゲームはとにかくシンプルであることが肝心で、敗者のペナルティもその場ですぐに与えられ、説明しなくても分かるものでないといけないため、慎重に検討しました」と語っていた。
■第1ゲーム「だるまさんがころんだ」
鬼が「だるまさんがころんだ」と発話している間は前に進み動くことができ、振り向いたときに動いていたら脱落するゲーム。本作では、かつて韓国の教科書に登場していた少女をモチーフにした「ヨンヒ人形」が鬼を務める。人形には動作検知機能が備えられており、動きを感知されると即座に脱落=死、さらに5分以内にゴールラインを超えなかった場合も脱落となる過酷なルールが課されている。前シーズンに続きこのゲームは2回目となったギフンは、死が伴うゲームだと他のプレイヤーに全力で呼びかけるも、最初は信じる者も少なく、脱落者が相次いだ。会場はまさにカオスと化した。シーズン3では、ヨンヒのボーイフレンド、チョルスという男の子が登場する予定だが、果たしてどんなゲームでプレイヤーを“即死”という人生のどん底に叩き落すのか…。
■第2ゲーム「五人六脚 近代五種」
5人1組で挑む団体ゲーム。5人の脚を縛って一緒に出発し、一定の距離ごとに設けられたポイントで、各チーム1人ずつミッションに挑戦する。めんこ、碑石打ち、コンギ遊び、コマ回し、チェギ蹴りの全5種をすべて成功させ、5分以内にゴールできればゲームクリア。制限時間内であればミッションは何度でも再挑戦可能だが、失敗が続けば続くほど時間は容赦なく過ぎていき、プレッシャーに押し潰されて脱落する者も。個々の技量はもちろん、全員で呼吸を合わせて進むことが求められる。“チームワーク”が成功の鍵にもなる一方で、それが足かせにもなり得る、残酷なゲームだ。“チーム戦”かどうかは不明だが、シーズン3の特報では、両サイドに“ナイフ”と“鍵”の形の出入り口があるスペースに集められたプレイヤーたちが、赤と青のボールが入ったガムボールマシンを回し、出た色のチームへと分かれていく…というシーンが登場。プレイヤー間の対立を煽る、残虐なゲームが待ち受けているのだろうか。
■第3ゲーム「マッチゲーム」
プレイヤーたちは中央に設置された円盤に乗せられ、ゲーム開始と同時に、回転木馬のように回転し始める。円盤が止まった瞬間に数字が発表され、その人数のグループを即座に作ったのち、30秒以内に部屋に入りドアを閉めることができればクリアとなるゲーム。第2ゲームの団体戦を経て、自然と固まった人々と行動を共にするようになったプレイヤーたち。しかしこのゲームではその団結を一気に破壊するかのような人数制限が課せられる。すがすがしいほどに裏切る者や、泣く泣く裏切らざるを得ない者…苦しみ、切羽詰まった人間の負の側面が露わになっていく。仲間割れ、そして支え合ってきた友人との別れも描かれ、緊張感と感情の揺さぶりが交錯する展開となった。
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Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン1〜2は独占配信中、シーズン3は6月27日世界独占配信。