横浜のアジサイスポット7選! 神奈川県下最大級2万株のアジサイが咲く意外な場所とは?【2025年】

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2025年06月03日 21:50  All About

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横浜には紫陽花(アジサイ)の名所がたくさん! 約2万株のアジサイが咲く八景島や横浜イングリッシュガーデン、三溪園など、梅雨時期にこそ訪れたいおすすめスポットを紹介します。【2025年最新情報】
神奈川県内のアジサイスポットといえば、鎌倉や箱根、開成町などが有名ですが、横浜には神奈川県下最大級のアジサイの名所があるのをご存じでしょうか。

梅雨時期にこそ訪れたい、横浜の7カ所のアジサイスポットを紹介します。

八景島

県内最大級を誇る2万株以上のアジサイが楽しめるスポットは、横浜・八景島シーパラダイスがある八景島です。島内のあちらこちらに、セイヨウアジサイやガクアジサイが植えてあり、色とりどりのアジサイが咲き誇る様子を楽しめます。

見逃せないのが、八景島オリジナルのアジサイ「八景ブルー」。2013年に八景島20周年を記念して誕生したオリジナル品種で、水色の八重咲の花びらが美しいガクアジサイです。「八景ブルーの庭」を探してみてください。

また、2025年6月7〜29日まで「八景島あじさい祭」が開催。8カ所のアジサイスポットを巡るスタンプラリーをはじめ、展覧会やワークショップ、お茶会、演奏会などが行われます。スケジュールをチェックしてお出かけください。島内へは無料で入れますので、気軽にアジサイ散歩を楽しんでは。

「八景島あじさい祭」情報
場所:横浜・八景島シーパラダイス(横浜市金沢区八景島)
期間:2025年6月7日(土)〜29日(日)
定休日:無休
開島時間:平日8:30〜21:30、土日8:30〜22:30 ※水族館、アトラクションの営業時間は異なる
入場料:入島は無料 ※水族館、アトラクション、飲食などは有料
交通・アクセス:シーサイドライン八景島駅より徒歩すぐ
TEL:045-788-8888(テレフォンインフォメーション)

横浜イングリッシュガーデン

バラが楽しめるスポットとして大人気の「横浜イングリッシュガーデン」ですが、6月になると、首都圏随一とされる約300品種のアジサイが次々と見ごろを迎えます。ヤマアジサイから華やかな園芸品種まで、色も花姿も多種多様で、たいへん見ごたえがあります。時期が合えば、遅咲きのバラとの競演も。

5月26日〜6月29日までは「アジサイ・フェスティバル」が開催。期間中は、50mにおよぶローズ・トンネルにアジサイと雨傘がディスプレイされ、フォトスポットとして人気を博します。

「横浜イングリッシュガーデン」情報
住所:横浜市西区西平沼町6-1 tvk ecom park
開園時間:3〜11月 10:00〜18:00、冬季(12〜2月)10:00〜17:00 ※最終入園は閉園時間の30分前まで
定休日:年末年始
入園料:大人700〜1500円、小・中学生400〜800円、未就学児無料 ※シーズンによって変動。団体、障がい者割引あり
交通・アクセス:相鉄線平沼橋駅から徒歩約10分 ※横浜駅西口りそな銀行前から無料送迎バスも運行(水曜は運休)

三溪園

実業家の原三溪が1906年に開園した日本庭園「三溪園(さんけいえん)」。17.5万平方メートルもの園内には、17棟の歴史的建造物が点在し、四季を通じてさまざまな草花が楽しめます。初夏の園内を彩るのは、約300株のアジサイです。

ガクアジサイが多く、外苑では横笛庵や旧矢箆原家住宅の周辺、内苑では臨春閣や蓮華院の周辺で見られます。土の道なので、しとしと雨の日の散策はレインシューズがおすすめです。

「三溪園」情報
住所:横浜市中区本牧三之谷58-1
開園時間:9:00〜17:00(最終入園は16:30)
入園料:大人900円、横浜市内在住の65歳以上700円、小・中学生200円
※この他、団体料金や年間パスポートなどがあり
休園日:12月26〜31日 ※不測の事態による臨時休園あり
交通・アクセス:根岸駅1番乗り場より《市バス58・101系統》10分 本牧下車 徒歩10分
横浜駅東口2番乗り場より《市バス8・168系統》40分 三溪園入口下車 徒歩5分、《ぶらり三溪園BUS》(土・日曜日・祝日限定運行)40分 三溪園下車すぐ ほか
TEL:045-621-0634

山手西洋館&港の見える丘公園周辺

山手界隈では、山手西洋館7館の周辺や港の見える丘公園のガーデンなどでアジサイが咲く様子を見られます。入館無料の山手西洋館を巡りながら、さまざまな品種のアジサイを探してみては。

山下公園周辺

1955年3月に開園した山下公園。昭和の時代から横浜を代表する観光スポットですが、関東大震災のがれきを埋め立てて作られたという歴史があります。2016年4月には「未来のバラ園」が整備され、バラが咲く5月と10月には特に多くの人が訪れます。

バラスポットとして人気の山下公園ですが、山下公園通りを中心にアジサイも多く見られ、梅雨時期の曇天を爽やかに彩ります。

「山下公園」情報
住所:横浜市中区山下町279
交通・アクセス:みなとみらい線元町・中華街駅 4番出口から徒歩約3分
TEL:045-671-3648(みどり環境局南部公園緑地事務所都心部公園担当)

新港中央広場

2005年、新港エリアにオープンした新港中央広場。汽車道から横浜赤レンガ倉庫に向かう遊歩道、ナチュラルガーデンが整備されています。四季折々で草花が楽しめますが、初夏にはアジサイが咲き誇ります。

「新港中央広場」情報
住所:横浜市中区新港1-5
交通・アクセス:みなとみらい線 馬車道駅5番出口から徒歩約7分

彼我(ひが)庭園

横浜公園内にある日本庭園「彼我(ひが)庭園」は、2017年の第33回全国都市緑化よこはまフェアの開催に合わせて再整備され、ジェラール瓦と煉瓦を用いた庭園門ができました。横浜の公園ではめずらしい水琴窟(すいきんくつ)が、蹲踞(つくばい)の下にあります。

チューリップで有名な横浜公園ですが、アジサイも多く植えてあり、都会のオアシスを感じさせてくれます。

「横浜公園」情報
住所:横浜市中区横浜公園
交通・アクセス:関内駅下車徒歩5分
TEL:045-671-3648(みどり環境局南部公園緑地事務所都心部公園担当)

例年は6月中旬に見ごろを迎える横浜のアジサイ。2025年は5月下旬から咲きはじめており、6月上旬には見ごろを迎えそうです。家にこもりがちな梅雨時期、美しく咲くアジサイを求めて横浜を散策してみては。

※記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正いたします(6月4日10時15分:編集部追記)
誤:17.5平方メートル 正:17.5万平方メートル(文:田辺 紫(横浜ガイド))
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