イタリア代表で46キャップを誇るディ・ロレンツォ[写真]=Getty Images ナポリのイタリア代表DFジョヴァンニ・ディ・ロレンツォが2026 FIFAワールドカップ(W杯)出場への思いを語った。3日、イタリアメディア『スカイスポーツ』が同選手のコメントを伝えている。
現在31歳のディ・ロレンツォは、2019年夏にエンポリからナポリへ加入すると、右サイドバックのスタメンの地位を確立。同年10月にはイタリア代表デビューも飾り、ナポリではここまで公式戦270試合に出場し、キャプテンとしてチームをけん引している。
2018年と2022年に開催されたW杯への出場を逃しているイタリア代表は、12年ぶりの晴れの舞台を目指す。そしてこの6月からはW杯出場へ向けて、欧州予選が開幕する。現在31歳のディ・ロレンツォは、来年のW杯が同大会に出場する最後のチャンスとなる可能性があり、次のようのに思いを語った。
「出場したい大会だし、とても懐かしい気持ちもある。それは僕だけでなく、他のチームメイトも同じだと思う。(ルチアーノ・スパゲッティ)監督は、『10歳の子供たちは、イタリア代表がワールドカップでプレーしている姿を見たことがない』と言ってくれて、僕はその言葉に心を打たれた」
「欧州予選のグループが難しいことは理解しているが、イタリア代表が3大会連続でワールドカップ出場を逃すなんてありえない。そうなってしまったら信じられないことだ」
6月6日に対戦するノルウェー代表との試合については、「タフで難しい試合になると思う。予選通過は、オスロでの初戦にかかっている。(アーリング)ハーランド、(アレクサンダー)セルロート、(マルティン)ウーデゴーア相手にチーム一丸となって守らないといけない」と警戒を口にしている。