
インフレによって、私たちの消費スタイルはどのように変化しているのか。All Aboutが実施したアンケート調査から、物価高騰の影響で買わなくなったものについて、大阪府在住26歳男性のケースを具体的に紹介します。
回答者プロフィール
回答者本人:26歳男性
同居家族構成:本人、パートナー(25歳)
居住地:大阪府
世帯年収:本人400万円、パートナー400万円
世帯金融資産:預貯金800万円、リスク資産200万円
「プロテインを買うのをやめました」
昨今のインフレで生活に影響があるかとの問いに、「まあまあ影響を受けている」と回答した投稿者。物価の高騰により買わなくなったものについて尋ねると「ホエイプロテイン」と回答。「5キロあたり1万1000円で購入していたが、今では1万8000円近く」まで値上がりしたと言います。
現在はプロテインの代わりに「できる限り鶏胸肉を調理して、たんぱく質を補って」いるそうですが、「朝に調理する時間がない時などに、仕事の合間に栄養補給として(プロテインを)飲むのが楽だったが、買わなくなり不便になった」とため息。「最初は鶏ハムをパックで持っていたが、中途半端に時間がない時は食べられず、困っている」とあります。
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「炭水化物源のお米がこれ以上高くなるとキツイ」
「鶏胸肉」については、いまだに安くて助かっているそうで、「卵が高くなった時でもまだ安かったので、たんぱく源として採用しています。業務用だと100グラムで60円くらいで買えます」とのこと。「鶏胸肉はパサパサで嫌われがちですが、低温調理や米麹に漬けるなどの工夫をすれば、おいしく食べられてコスパよしです。コンビニでサラダチキンを買うよりも、何倍も安く済みます」と、重宝しているようです。
いっぽうで、「たんぱく質は鶏肉で補っているが、炭水化物源のお米がこれ以上高くなるとキツイ」とも吐露。「10キロの袋が1万円を超えてくると、さすがに買えなくなります」とコメントしています。
「副業で収入を上げようとしている」
今後について、「今はまだ貯金もできていますが、土地の価格が上がり、家賃も上がると、余裕がなくなりそうで不安」だと明かした投稿者。
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最後に、家計改善について周りの人に聞いてみたいことを伺うと、「お米の代用品はどうしているか気になります」と回答されていました。
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(文:あるじゃん 編集部)