
職場の人事評価制度や、それに基づき支給される給料に、疑問や不満を感じている人は少なくないようだ。投稿を寄せた30代女性(SE)は、
「残業しないと達成できない目標を立てさせられる」
と不満をこぼす。
もし上司が残業を認めてくれないとしたら、目標を達成できないことになる。そのため女性は「付加情報」を目標に加えることで、マイナス評価を回避しているそう。目標設定のほかにも、「それ、おかしくない?」と言いたくなることがあるようだ。(文:天音琴葉)
「時短だからと評価を下げられる」
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育児や介護などで一時的に時短勤務をしている人も多いだろう。だがこの会社では、不公平な評価が下されるという。
「時短だからと評価を下げられる。これはMg(マネージャー)の趣向なのでどうにもできない」
本来は時短勤務でも、勤務時間に見合った成果を出していれば評価されるはずだが、この会社ではマネージャーの個人的な考え方で、時短勤務者は一様に評価が下がるというのだ。そして、働きぶりが正当に評価されない職場には、給与の不満が付き物である。
「給料が上がらなくて、中堅の退職が多すぎるので、全体的にグレードをあげようとしている。ただ、上げたとて実力不足で評価をさげられてボーナスが減ることが懸念らしい。上がったとしても1万円しか昇給しないし、仕事の負荷はそれ以上に上がるので、皆やりたがらない」
中堅社員の相次ぐ退職は深刻だ。そこで等級を上げるという対策を検討しているようだが、昇給幅と仕事内容が見合っていなければ、結局逃げられるのがオチだろう。
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