SEKAI NO OWARIがアニメ映画「不思議の国でアリスと―」主題歌書き下ろし

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2025年06月04日 07:00  日刊スポーツ

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アニメ映画「不思議の国でアリスと−Dive in Wonderland−」に主題歌「図鑑」を書き下ろしたSEKAI NO OWARI

男女混合4人組バンドSEKAI NO OWARIが、アニメ映画「不思議の国でアリスと−Dive in Wonderland−」(篠原俊哉監督、8月29日公開)に主題歌「図鑑」を書き下ろしたことが3日、分かった。


「不思議の国でアリスと−」は、英国の作家ルイス・キャロルの1865年の名作「不思議の国のアリス」を日本で初めてアニメ映画化する作品。主演の原菜乃華(21)演じる現代の女の子・りせが、ワンダーランドに迷い込む物語。ピアノ担当のSaori(38)は「『不思議の国でアリスと』の主人公は、なかなか思い通りにいかない日々を送る女の子です。彼女が困難に立ち向かう姿を、ファンタジックに描くには、どんな言葉が似合うだろう? そう考えているうちに、『環境が合ってなくて、生きてるだけで大変な生き物の姿』が幾つも浮かんできたので、図鑑というタイトルをつけて歌詞を書きました」とタイトルの由来を説明。「どうして自分はうまくできないのだろうと悩みもがく日々が、少しかわいく思える曲になったらいいな、と思っています」と楽曲を評した。


また、ワンダーランドの“ふつうじゃない”住人たちの声を務める声優陣も、併せて発表された。双子のトゥイードルのダムを木村昴、ディーを村瀬歩が演じる。ヤマネを小野友樹、りんご姿の謎のキャラクターを花江夏樹が、それぞれ演じる。声優陣は、コメントを発表した。


木村昴 もしもこの世の本音と建前に姿形があるなら、多分こんな感じで少し不気味だけど憎めない愛嬌(あいきょう)たっぷりの双子になるだろうな〜と、キャラクターを見たときに思いました。トゥイードルディーを演じた村瀬さんと一緒にラップできたのも思い出です。世にも奇妙なダムとディーのサーカス小屋でみなさまをお待ちしております。


村瀬歩 篠原監督の描く世界観がとても好きでまたご一緒できたこととてもうれしく思っております。みなさんご存じ不思議の国のアリスの世界観や登場人物を踏襲しながら、思春期のジレンマやドラマに寄り添っている作品だなと感じました。僕が声を担当したトゥイードルディーがどんな風に物語に絡んでいくのかも楽しみにお待ちいただけますと! 昴さんと2人で楽しく収録したバイブスが物語の一助になっていれば幸いです!


小野友樹 「不思議の国でアリスと」にて、ヤマネ、ブタさん、電車のアナウンス等々で出演させて頂きます、小野友樹です。アニメ収録の形式上、収録時はまだ線画の状態でアテレコさせて頂いていていたので、どんなアニメーション映像になるのか楽しみにしておりました。が、現在公開されているPVで少しだけ見ることができ、完成がさらに楽しみになるすてきな映像です! そして、某朝の子供向け番組でご一緒していた原菜乃華さんと久々に共演できた事も、個人的にうれしかったことの1つです。アテレコ時に再会できた際、感情を爆発させて涙を流して喜んでくれた姿に、あの頃と変わらない菜乃華さんらしさと、確かな成長を感じられて、作中のりせとどこか重なりつつ僕自身も感激した事を覚えています。という訳で! そんなりせをはじめ、ひと癖もふた癖もある魅力的な登場人物や、不思議の国のアリスのすてきな世界観を存分に堪能できる『不思議の国でアリスと』、ぜひ劇場でお楽しみくださいッ!


花江夏樹 お声がけ頂き大変、光栄に思います。幻想的で奥深いこの世界に登場する、ひとくせもふたくせもあるキャラクターたちはとても魅力的で、アフレコ中も自然と愛着が湧きました。どんな役で登場するのかお楽しみに。また、主演の原菜乃華さんとは以前番組でご一緒しており、今回アニメーション作品で再び共演できたことが本当にうれしいです。ぜひ劇場でご覧ください!

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