【痛ネイル入門】病んでるクマ“くまたん”がかわいすぎた…リアルな“モフモフ”をネイルアートでどう描く?

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2025年06月04日 09:11  ORICON NEWS

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痛ネイルの”もふもふクマ”が簡単に描ける
 自分で行うには、なかなか難しく思えるネイルアート。写真でネイルチップに描かれているクマも、毛並みがリアルでモフモフ…すごいテクニックが必要そうに見えますが、「実はめちゃくちゃ簡単に描ける」と痛ネイリスト・ユリジョバ先生。DMMオンラインサロンが開催したネイルのイベント「シークレットネイルサロン」で、その方法を教えてくれました。

【写真】病んだクマ、こんなに簡単に描けるなんて…”くまたん”描きあがるまでの工程

■独特な世界観が地雷系ネイルにもピッタリ、痛ネイルの魅力とは?

 痛ネイルとは、自分の好きなキャラクターや似顔絵などをモチーフにして爪に描くネイルのこと。「見てるだけで力をもらえたり、自分らしさを思い出させてくれる。私にとっては、小さな魔法陣みたいなものです」とユリジョバ先生。f

 “くまたん”は、痛ネイルを専門とするユリジョバ先生によるキャラクター。ネイルアートでリアルなモフモフ毛並みや影まで描かれることが特徴です。Instagramには、ピンク・青・紫など様々なカラーのくまたんが登場しています。

“くまたん”を描くために使用するもの

【ネイルカラー:アーキ―トウキョウのDrawing シリーズ】
チップのベースカラー:Universe
くまたんベースカラー:Void、Little Devil
目のキラキラ&リボンに使うカラー:Asteria Red
影をぼかす&奥行きをつくるためのカラー:Katharsis clear、Abyss

【筆】
ベビーマルチブラシ(ベビ丸筆)

■くまたんの描き方

(1)くまたんのベースカラーで十字の線を描いて顔の位置と大きさを決める
輪郭をモコモコさせたいので、筆先を使ってチョンチョンと点を繋げるように円を描き、中を塗りつぶしていく。1度塗りで、少しムラがあってもOK。

(2)次に胴体を描く
1と同じように十字の線を描き、位置と大きさを決めて塗りつぶす。頭より若干小さめ(雪だるまの逆さバージョン)にするのがポイント。

(3)耳と足を描く
座っているぬいぐるみをイメージして、耳と足を描いていく。耳の高さと足の高さは、左右でそろえておくとクオリティがアップする。→ライトで硬化する

(4)くまたんの影を描く
くまたんベースカラーにKing Blackを少量混ぜ、影色を作る。ここも綺麗な一本線ではなく、筆先を使ってチョンチョンと描いていく。口の周り→目→耳の中→腕→足の裏→毛並み→鼻の順で一気に描いていく。このあとの工程で目の中を描くので、目の影は気持ち大きめに描く。この時に影はぼかさないのがポイント。

(5)影の境目をぼかす
筆を洗い、Katharsis clearを含ませる(筆先はカスカスしていてOK)。この状態で、影の境目を少しだけぼかしていく。

さらに上のテクニックとして、ハイライトを入れるのも◎。くまたんベースカラーにVoidをさらに混ぜ、筆に含ませ(筆先はカスカスしていてOK)、写真のように乗せていく。→ライトで硬化する

(6)影に奥行きを持たせ、目とリボンを仕上げる
影の上にミキシングクリアジェルを重ねると、さらに奥行きがアップする。最後は、Asteria Redを筆に含ませ、目のなかにキラキラの×を描いて完成。お好みでリボンや、周りに文字を描いても可愛い。→ライトで硬化する

■自然なモフ感を出すコツ「”空気をふくんだふわふわの綿あめ”をイメージ」

 「くまたんを描くコツは、『空気をふくんだふわふわの綿あめ』をイメージして、線をカチッと描かず、ちょっと”にじませる”ように柔らかく置くこと。ブラシの先を優しく、少量のアートジェルトントンっと、リズムよく描くと自然なモフ感が出ます」とユリジョバ先生。リアルな毛並み、モフモフを描くことができれば、他の動物のネイルアートも描きやすくなるという。

 DMMオンラインサロンが開催したネイルのイベント「シークレットネイルサロン」に登壇した先生は、「お客様を空想の世界に引き込むディル―ジョンアート」として、この“くまたん”の描き方を含む右手5本の痛ネイルアートを90分でデモンストレーション。ネイルアートの細かなテクニックや手順を惜しげもなく公開した。その動画アーカイブは、DMMオンラインサロンにて購入することができる。

PROFILE/ユリジョバ
Instagram(@yuri_nail_)3.5万人のフォロワーを持ち、痛ネイル界で不動の人気を獲得。痛ネイルを広めたいとSNSやオンラインサロンで活動・発信している。アーキートウキョウのブランドディレクター。アートジェルDrawingをプロデュース。

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