上田竜也 歌手で俳優の上田竜也が27日、初の小説『この声が届くまで』KADOKAWAを発売。その表紙が解禁となり、上田が「自分の頭の中にあったキャラクターが形になっていく様子は本当に楽しく、めちゃくちゃワクワクしました」などとコメントを寄せた。
【画像】青春感じる!こだわり抜かれた『この声が届くまで』カバーデザイン 同作は、上田が仲間を想う心を小説化したもの。幼なじみとバンドメンバー、それぞれと交わした約束を胸に、仲間たちとの絆を深めながら武道館を目指す青春ストーリーで、構想から約10年費やしたという。
世間から注目されないまま10年、そんな中でメンバーの一人・マサが脱退。学生時代からの仲間である龍、ヒロト、誠一郎、毅志で組んだバンド「zion(シオン)」は窮地に立たされていた。マネージャーの光、幼なじみの七海とともに最後の望みをかけてメンバーは一念発起、“売れる”ために団結力を高めていく。しかし、彼らの前にさまざまな困難が立ちはだかる。「ここで諦めたくねぇんだ! まだ自分の夢を諦めたくねぇんだ。俺はお前らと……他の誰でもねぇ! お前らと! やっぱりテッペン目指したい」(本書より引用)と、バンド活動に全力で立ち向かい、憧れの武道館を目指す物語となる。
表紙は、上田がスタッフと打ち合わせを重ね、こだわりぬいたキャラクターデザインとなっている。
なお、雑誌『ダ・ヴィンチ 2025年7月号』では本人インタビュー&試し読みが掲載される。
■上田竜也、コメント
カバーイラストが完成しました。制作チームと何度も打ち合わせを重ねながら、自分の頭の中にあったキャラクターが形になっていく様子は本当に楽しく、めちゃくちゃワクワクしました。イラストレーターのU-paさんが僕のイメージを丁寧にすくい取ってくれ、素晴らしいイラストになったと思っています。
カバーだけではなく、書籍内には高校時代のキャラクターたちのイラストもあります。「これぞ青春」という色鮮やかな時間が閉じ込められています。普段小説を読まない方にも、このイラストを通してキャラクターたちに親しみを感じてもらえるんじゃないかなと思います。
この物語が皆さんの心に少しでも寄り添えたら嬉しいです。