菊池雄星 6回途中3失点 勝敗つかず、四球から被弾で同点 2戦連続今季ワーストタイの5四球と制球定まらず

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2025年06月04日 10:23  TBS NEWS DIG

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■MLB レッドソックス 3ー4 エンゼルス(日本時間4日、フェンウェイ・パーク)

エンゼルスの菊池雄星(33)が敵地でのレッドソックス戦に13度目の先発、5回0/3、99球を投げて、被安打8、奪三振5、四死球5、失点3(自責点3)、2戦連続となる今季ワーストタイの5四球で勝敗はつかなかった。チームは延長10回に勝ち越して連勝となった。

メジャー7年目でレッドソックス戦は9試合登板し、0勝3敗、防御率5.97の菊池。相性の良くない相手に立ち上がり、1死から2番・R.デバース(28)にヒットを許したが、3番・左腕に強いR.レフスナイダー(34)をストレートで詰まらせてショートゴロ併殺打、落ち着いたピッチングで無失点に抑えた。

2回には2死一塁で7番・C.ラファエラ(24)には左中間へツーベース、1塁走者がホームを狙うが、エンゼルスのセンター・J.アデル(26)からショート・Z.ネト(24)と完璧な連係プレーでホームタッチアウト。好守備で菊池を救った。

3回、エンゼルスは無死一、二塁のチャンスで1番・ネトがセンター前へタイムリー、好守備に先制タイムリーと菊池をバックアップ、さらに2番・N.シャニュエル(23)も2点タイムリーと3点を奪った。

3点をもらった菊池は3回、連打で無死二、三塁のピンチを招くと、1番・J.デュラン(28)には左中間フェンス直撃のタイムリーツーベースで1点を失った。その後、1死満塁では4番・R.ゴンザレス(28)を内角低めのスライダーで空振り三振、5番・E.トロ(28)をファーストゴロと最少失点に抑えた。

3対1と勝ち投手の権利のかかる5回、1死から3番・レフスナイダーにヒットを許したが、4番・ゴンザレスをセンターフライ、5番・トロをショートフライと5回まで全て走者を許したが粘りのピッチングで勝ち投手の権利を得た。

6回のマウンドに上がった菊池は、先頭の6番・ストーリーにフルカウントから四球、先頭打者に出塁を許すと、7番・C.ラファエラ(24)には3球連続ボールでカウント3-0、4球目、ストライクを取りに行ったところを狙われて、レフトの高いグリーンモンスターを越える5号ツーランで3対3の同点に追いつかれた。

さらに8番・C.ウォン(29)にも四球で、この試合5つ目の四球、エンゼルスベンチも動いて菊池は降板。5回0/3、99球を投げて、被安打8、奪三振5、四死球5、失点3(自責点3)、2戦連続となる今季ワーストタイの5四球で勝敗はつかなかった。チームは後続の投手陣が踏ん張り、3対3の同点で延長10回に勝ち越して連勝となった。

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