画像提供:マイナビニュース○A:Apple Intelligenceの「作文ツール」を使います。ビジネス向けだけでなく、さまざまな指定をして書き直すことができます
本連載の前回記事では、Apple Intelligenceの「作文ツール」の基本操作と、作文ツールのうち「校正」の使い方を紹介しました。
今回は、文章を書き直す機能を使ってみます。
○まず、作文ツールの使い方をおさらい
書き直す機能を使う前に、前回記事の繰り返しになりますが、作文ツールを使い始める方法をおさらいしておきます。
○「書き直し」をクリックして書き直す
本記事冒頭で「文章を書き直す機能」とざっくりまとめた言い方をしましたが、実際にはさまざまな書き直し方があります。1つずつ見ていきます。
以下の図では「メモ」アプリを使っていますが、ほかのアプリでも同様です。
○文章のトーンなどを指定して書き直す
今度は、文章のトーンを指定して書き直してみましょう。メールを書くときなどに使えそうな機能なので、「メール」アプリで試してみます。これも、ほかのアプリでも同様です。
この文章でよければ、上図で「完了」をクリックします。再び書き直したり、原文を表示して比較したり、元の文章に戻したりするのは、先ほどの「書き直し」と同様です。
別のトーンも試してみましょう。
もうひとつ、「トーン」とは少し違うかもしれませんが、「簡潔」というのもあります。
○どのように書き直したいかを指定する
前述の通り、「プロフェッショナル」「フレンドリー」「簡潔」はツールが用意されていましたが、それ以外の指定をして書き直す方法もあります。メールの文章だけでなく、さまざまな場面で役に立ちそうですので、再び「メモ」アプリで試してみます。
【今回の余談】
アプリで文章を選択すると、選択した部分の左端に「作文ツールを表示」アイコンが表示されることがあります。このアイコンが表示された場合は、クリックして作文ツールを開くことができます。
それでは次回も、よろしくお願いします。
小山香織 ライター、インタビュアー、翻訳者、トレーナー。Apple 製品やビジネス系アプリケーションなどに関する著書多数。近著に『iPadマスターブック 2024-2025 iPadOS 17対応』(マイナビ出版)。マイナビニュースでは連載「iPhoneユーザーのためのMacのトリセツ」のほか、インタビューや取材記事を執筆。 この著者の記事一覧はこちら(小山香織)