ソン・フンミン、EL優勝を置き土産に今夏トッテナム退団の可能性?…サウジ勢が関心か

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2025年06月04日 17:40  サッカーキング

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2015年夏の加入以降トッテナムを牽引し続けているソン・フンミン [写真]=Getty Images
 トッテナムに所属する韓国代表FWソン・フンミンに退団の可能性が浮上しているようだ。3日、イギリス紙『テレグラフ』が伝えている。

 2015年夏にレヴァークーゼンから加入して以降、中心選手としてトッテナムを牽引し続けているソン・フンミン。ここまで出場した公式戦通算454試合で積み上げたゴール数はクラブ歴代4位の「173」に上り、2023−24シーズン開幕前にはキャプテンに就任。在籍10年目の今シーズンは負傷離脱がありながらも公式戦46試合出場11ゴール12アシストという成績を残し、ヨーロッパリーグ(EL)制覇にも貢献した。

 今やスパーズの顔とも言うべき存在となったソン・フンミンだが、今シーズン限りで慣れ親しんだクラブに別れを告げる可能性があるという。今年1月に延長オプションの行使が発表されたことで、同選手の契約期間は2026年6月末までとなっているが、トッテナムは今夏の移籍市場での売却を検討しているとのこと。チャンピオンズリーグ(CL)を戦う新シーズンに向けてチーム再編を目論んでおり、ベテランの域に達しつつある主将の去就も不透明なようだ。

 ソン・フンミンに対してはサウジ・プロフェッショナルリーグの複数クラブが長年関心を寄せていることから、売却によって相応の移籍金を回収できる可能性があると『テレグラフ』は指摘。就任2年目でチームをEL制覇に導きつつ、プレミアリーグでは17位に終わったアンジェ・ポステコグルー監督の進退も未定となっており、トッテナムとしては今夏に2つの大きな決断を強いられることとなりそうだ。

 果たしてソン・フンミンはELというタイトルを置き土産に10年間過ごしたトッテナムを去ることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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