LA MUSEUM、フィジカル展覧会を渋谷で開催　マルジェラやマックイーンなど全50体を展示

　ライラ（LAILA）が運営するバーチャル美術館アプリ「ラ・ミュージアム（LA MUSEUM）」が、2度目のフィジカルエキシビション「LA MUSEUM SHIBUYA」を渋谷のLA MUSEUM SHIBUYA特設スペースで開催する。会期は6月14日から29日まで。ラ・ミュージアムのアプリをダウンロードし画面を提示することで、誰でも無料で入場できる。

　同展では、現在オンラインで開催しているエキシビション「1950s - 2010s Part 2 History of Modern FashionDesign」から、約50体を展示。三宅一生や川久保玲、山本耀司といった日本人デザイナーや、ヴィヴィアン・ウエストウッド（Vivienne Westwood）やマルコム・マクラーレン（Malcolm McLaren）をはじめとする、ロンドンのパンクスタイルを代表するデザイナーの作品が揃う。そのほか、ヘルムート・ラング（Helmut Lang）やジョン・ガリアーノ（John Galiano）、アレキサンダー・マックイーン（Alexander McQueen）らの作品も数多く展示する。
　また会場では、2006年にパリのグラン・パレで開催された展覧会「La Force de L’Art - Grand Palais 2006」で発表された、マルタン ・マルジェラ（Martin Margiela）による215枚の写真インスタレーション作品を日本初披露。同展以来、初めての公開となる。加えて、編集者・フォトグラファーの青木正一が1989年10月19日に撮影した、「メゾン マルタン マルジェラ（Maison Martin Margiela）」1990年春夏コレクションのランウェイの写真や、会場周辺のドキュメンタリー写真をスライドショー形式で上映。あわせて同コレクションの作品から、全7体をランウェイとほぼ同様のスタイリングで展示する。

■LA MUSEUM SHIBUYA 1970s - 2000s History of Modern Fashion Design会期：2025年6月14日（土）〜2025年6月29日（日）場所：LA MUSEUM SHIBUYA特設スペース所在地：東京都渋谷区2-12-24 東建・長井ビルB1F時間：12:00〜19:00入場料：無料（※LA MUSEUMアプリのダウンロードと、同画面の提示が必要） ■LA MUSEUM：公式サイト