佐藤友祐 (C)ORICON NewS inc. 俳優の佐藤友祐が4日、東京・明治座で行われた舞台『サザエさん』ゲネプロ前合同取材会に出席した。
【写真】アニメから飛び出してきた!?役衣装で登場した藤原紀香&佐藤友祐ら 今作は、舞台『サザエさん』第3弾となる新作公演。2019年、22年公演同様にサザエ役を藤原紀香、出世して多忙になったマスオ役を葛山信吾、子どもたちの心配をしているフネ役を高橋惠子、定年退職した波平役を松平健が務める。
サザエさん一家の子どもたちはキャストを一新。大学生になったカツオ役はONE N’ ONLYの草川直弥・佐藤のWキャスト、専門学校に通うワカメ役は日向坂46の平尾帆夏、中学生になったタラオ役はwink firstの藤代翔真・松崎光(※崎=たつさき)のWキャストとフレッシュな顔ぶれとなる。また、大きな鈴がトレードマークのタマは19年、22年に引き続き、酒井敏也が演じるほか、山口森広、惣田紗莉渚、立花紫音らも出演する。
最初オファーを受けたときには「僕が、カツオ役をやるんだ!」という驚きがあったという佐藤。周囲の反応について、「やっぱり自分の親戚だったり友だちだったり、いろんな方から、もうなんか最近は自分の名前よりカツオって呼ばれることが本当に多くてですね、本当にありがたい限りなんですけれども」と明かし、笑いを誘った。
続けて、第1弾からの継続キャストについて「すてきなキャストのみなさんに『恐れ多い』という感じ」としながらも、「改めて衣裳とか、メイクとかをすると、より一層サザエさんのファミリーに僕も入ったんだなという気持ちがどんどん増してきます」と語った。
また、Wキャストでともにカツオを演じる草川についても、「お互い『10年後のカツオとは一体何なんだ!?』という中で、切磋琢磨して一緒にみなさんにすてきな“磯野カツオ”を届けられたらなと思ってここまでやってきました」と話し、草川とうなずき合った。
『サザエさん』は4コマ漫画を原作に、1969年からアニメ放送がスタート。以降、昭和、平成、令和と三つの時代を駆け抜け、24年には放送開始55周年を迎えた。そんな、長く愛され続けてきた国民的人気作品が、19年に明治座と福岡・博多座で舞台化。アニメから10年後の磯野家を舞台に、少しずつ変化のあった一家の日常を描き大きな話題となった。
その後、22年に舞台版第2弾が上演され、第3弾が6月に明治座、7月に新歌舞伎座にて再び舞台上演される。