マンCが獲得を狙っているラインデルス [写真]=Getty Images マンチェスター・シティがミランに所属するオランダ代表MFタイアニ・ラインデルスの獲得に迫っているようだ。4日、『BBC』や『スカイスポーツ』など複数のイギリスメディアが一斉に報じている。
中盤の補強を目指しているマンチェスター・シティだが、ミランからラインデルスを獲得することで合意に達した模様。移籍金は5500万ユーロ(約90億円)と見られており、特定の条件を満たした場合に発生するボーナスも含まれているという。ラインデルスはメディカルチェック通過後、20230年6月末までの5年契約を締結する見通しで、マンチェスター・シティはFIFAクラブワールドカップ2025開幕前の移籍成立を目指しているようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、移籍成立が決定的となった際に用いる決まり文句「here we go!」とともにマンチェスター・シティがラインデルスの獲得で口頭合意に達したと伝えている。個人的な条件については数日前に合意が成立しており、今後はクラブ間での正式な手続きが行われる見込みだ。
現在26歳のラインデルスは2017−18シーズンに母国のズヴォレでプロデビューを飾り、AZやRKCヴァールヴァイクを経て、2023年夏にミランへ完全移籍で加入した。初年度から中盤の主軸として活躍すると、チームが指揮官交代に揺れた今シーズンも公式戦54試合で15ゴール5アシストをマーク。今年3月にはミランとの契約を2030年6月30日まで延長したことが発表されていた。
なお、マンチェスター・シティはラインデルスの他に、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)所属のアルジェリア代表DFラヤン・アイト・ヌーリや、リヨン所属のフランス代表MFラヤン・シェルキの獲得を狙っていることも明らかになっている。