
気温が上がり、日差しが気になる季節になると、冷たい炭酸飲料でリフレッシュしたくなりますね。しかし、一般的な水筒は炭酸飲料に対応しておらず、かといってペットボトルで持ち運ぶとすぐにぬるくなってしまうのが悩みどころです。
そんな悩みを解決してくれるのが、炭酸飲料も持ち運べる専用のステンレスボトル。ここでは、3COINS(スリーコインズ)から登場した「炭酸ステンレスボトル:350ml/KITINTO」(以下、炭酸ステンレスボトル)をレビューします。
●炭酸ステンレスボトルの容量や素材
3COINSの炭酸ステンレスボトルのサイズを確認していきましょう。直径は約7.3cmで、高さは約20cmです。
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手で握りやすいサイズ感です。持ち手も付いているので、つかんで持ち運ぶ際に便利です。
容量は約350ml。普段500mlのペットボトルを飲んでいる人にとっては、少し容量が小さいと感じるかもしれません。
本体はステンレス鋼でできています。ふたと、その上部には後述する“ボタン”があり、ふたパッキン、ストッパー、シリコーンキャップが付いています。パッキンとシリコーンキャップはシリコーンゴム製、ふたやストッパーはポリプロピレン製です。食洗機や食器乾燥機、冷凍庫での使用はできません。
●保温や保冷もできる
炭酸ステンレスボトルは、保温・保冷機能を備えています。
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パッケージに記載の試験データによると、保温効力は6時間後で62度以上(実験開始温度95度プラスマイナス1度)。保冷効力は、6時間後で9度以下(開始温度4度プラスマイナス1度)となっています。ドリンクを飲み頃の温度で、長く楽しめるということですね。
これからの暑い季節はもちろん、寒い時期にも活躍するため、1年を通して頼りになるアイテムです。
●炭酸を入れられる仕組みとは
炭酸ステンレスボトルは、先述の通り炭酸飲料を冷たいまま持ち運べるボトルです。炭酸飲料に対応していない一般的な水筒だと、炭酸ガスによって内圧が高まり、ふたを開ける瞬間にふたが勢い良く飛んだり、中身が噴き出したりすることがあります。
この炭酸ステンレスボトルはそれを防ぐための「炭酸リリースボタン」が付いています。ふたを開ける前にこれを押すことで、ボトル内にたまった炭酸ガスによる圧力を安全に外に逃がすことができます。
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それでは、炭酸ステンレスボトルに炭酸飲料を入れてみます。炭酸飲料を入れた直後に炭酸リリースボタンを押してみても特に音はしませんでしたが、1時間経過後に押してみると「プシュー」という音がしました。たまった炭酸ガスが抜けたことが分かります。
この時点で中身を確認すると、まだ炭酸の泡が十分に残っています。ちなみに使用目安時間は6時間となっています。それまでの間は炭酸飲料をおいしく楽しめるということになりますが、炭酸リリースボタンを押した回数によっては炭酸がもつ時間が短くなることもあるとのことです。
●バッグの持ち手に取り付けられる
炭酸ステンレスボトルは、バッグの持ち手に掛けられるような工夫がされています。
持ち手の部分がフックのようになっており、幅の広い持ち手も通すことが可能です。
これならば、バッグの中に入れなくても良いため、小さなバッグを持つ日も持ち運べますね。
炭酸ステンレスボトルの価格は、1650円(税込み)です。カラー展開は、グレーの1色です。これからの季節に冷たい炭酸を持ち運べる便利なボトルです。ぜひチェックしてみてください。
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