リヴァプールが獲得を狙うケルケズ [写真]=Getty Images リヴァプールがボーンマスに所属するハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズの獲得に自信をのぞかせているようだ。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
レヴァークーゼンからオランダ代表DFジェレミー・フリンポンを獲得し、退団したイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルド(現:レアル・マドリード)の後釜確保に成功したリヴァプール。同じくレヴァークーゼンからドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツの獲得を目指すなど、戦力拡充へ積極的な動きを見せている。
左サイドバック(SB)も補強が噂されているポジションの一つ。スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンのパフォーマンスが低下し、バックアッパーのギリシャ代表DFコスタス・ツィミカスの能力にも疑問符が付くことから即戦力を求めており、ボーンマスの躍進に貢献したケルケズをリストアップしている。
報道によると、ケルケズはリヴァプール移籍を熱望しており、個人的な条件については問題にならない見込みとのこと。こうしたことから、未だボーンマスとのクラブ間合意には達していないものの、リヴァプールは獲得への自信をますます深めているようだ。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、すでに個人的な条件は合意に達していると前置きしつつ、クラブ間交渉も合意に迫っていると伝えている。
現在21歳のケルケズは2022年1月にミランの下部組織からAZへ加入すると、その後の約1年半で公式戦通算57試合に出場し、2023年1月にはボーンマスへ完全移籍。2年目の今シーズンはここまで公式戦41試合出場2ゴール6アシストという成績を残しており、プレミアリーグにおけるクラブの最多勝ち点更新に貢献した。
なお、ボーンマスはケルケズの移籍金として4000万ユーロ(約66億円)程度を要求している模様だ。