おっさんダンスを披露する原田泰造練馬ジム原作による「映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」のエンドロールでは、主演の原田泰造がウルフルズによる挿入歌「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」に合わせて“おっさんダンス”を披露。映画公開に先がけ、そのダンス動画が公開された。
【動画】原田泰造のおっさんダンス昭和の懐かしい動きが盛り込まれたおっさんダンス。志村けんの“変なおじさん”や、ディスコブームの火付け役とされる映画「サタデー・ナイト・フィーバー」を思わせるポーズが確認できる。原田はダンスについて「振付を覚えるのが、セリフを覚えるより難しかったです。毎日が憂鬱でした(笑)」とコメント。二宮崇監督は「大半は原田さんが自由に踊って、突然叫んだり(笑)。映像では、踊る小さい原田さんがだんだん大きくなるなど、劇場でしか味わえない楽しさになっています」と見どころを紹介した。
ダンス動画と併せ、5枚のオフショットが到着。撮影最終日にはひと足先にクランクアップしていた大原梓が現場に駆けつけ、原田、中島颯太、曽田陵介のクランクアップをお祝いしたという。また富田靖子、城桧吏、大原は家族団欒のシーンでクランクアップ。ドラマのクランクアップ時に大号泣した城は「今回は泣きません!」と宣言するも、最後の最後で涙を流してしまう。さらにこの日は富田の誕生日当日だったことから、サプライズでケーキが用意され、全員でお祝いする一幕もあった。
「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」は世間の古い常識や偏見で凝り固まった昭和の“おっさん”沖田誠が、LGBTQ+、推し活などといった新しい“常識”に出会ったことで、自分の中の古い常識を少しずつアップデートしていく物語。2024年に放送されたTVドラマを経て、映画は7月4日に公開される。原作はLINEマンガで連載された。
■ 原田泰造 コメント
□ ダンス動画について
もの凄く、刺激的でしたね。普段、ダンスをするということが全くないので、振付を覚えるのが、セリフを覚えるより難しかったです。
毎日が憂鬱でした(笑)。
□ 練習期間はどれくらいか
(振付を)もらったのが1週間くらい
最初(振付を)見た時、「ウソだろ」と思ったんです。ダンスをやられている人たちは、これをペロッっとやるんだろうけど、普通の人にこれを投げてね、1週間でやれと言う監督の気持ちが信じられなくて、もう(映画は)出来上がっているからいいじゃないかと思ったんですけど……。出来上がって試写を見て「いい映画だったな」って自分でも思ったんです。
そしたらその後に(ダンス動画を)撮るからちょっとびっくりして、「もういいじゃないか」「勘弁してくれよ」と思いました(笑)。
□ 一番難しかったフリについて
両手を胸の前でクルクルと巻きながら、ステップを踏む振付、これが一番難しかった。ダンスの先生の動画を何回も見直ても手の動きに合わせて腰が入って行くけどそれが分らなくて。だからもう僕、やめたんです。腰が痛くなって。
□ 最後に決めのポーズをしながらメッセージ
決めのポーズ、僕たちジョン・トラボルタ世代だから、コレがあるのが嬉しいですね(映画「サタデー・ナイト・フィーバー」を彷彿とさせる決めポーズを披露)。指が何を指しているのか分からないけど、これがカッコ良くて、僕大好きです!
皆さんも「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」是非一緒に踊ってください!
■ 二宮崇監督コメント
ウルフルズさんの挿入歌「おっさんのダンスが変だっていいじゃないか!」で、本当におっさんが踊ってたら面白いだろうな……
誠さんが踊ったら面白いな、と思ったのが発端です。
本編のエンドロールでは主題歌「青春」が流れた後に、挿入歌が流れるのですが、曲と一緒に原田さんが登場します。
撮影の時原田さんはサビの振付はしっかり覚えて来てくださった上で、大半は原田さんが自由に踊って、突然叫んだり(笑)。
映像では、踊る小さい原田さんがだんだん大きくなるなど、劇場でしか味わえない楽しさになっています。
是非笑って帰ってもらえたらとても嬉しいです。
■ 「映画 おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」
2025年7月4日(金) 全国ロードショー
□ スタッフ・キャスト
原作:「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」練馬ジム(「LINEマンガ」連載)
監督:二宮崇
脚本:藤井清美
音楽:鈴木ヤスヨシ
製作:映画「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」製作委員会
制作:東海テレビ放送、The icon
制作協力:ヒューマックスエンタテインメント
製作幹事・配給:ギャガ
出演:原田泰造、中島颯太(FANTASTICS)、城桧吏、大原梓、東啓介 渡辺哲、曽田陵介、トータス松本、松下由樹、富田靖子
(c)練馬ジム | LINEマンガ・2025 映画「おっパン」製作委員会