【安田記念】ブレイディヴェーグにかかる「父ロードカナロア以来」の記録とは?

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2025年06月05日 08:00  netkeiba

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安田記念2025に出走予定のブレイディヴェーグ(24年10月撮影、ユーザー提供:旅っ程さん)
 23年のエリザベス女王杯を制したブレイディヴェーグ(牝5、美浦・宮田敬介厩舎)が、安田記念(3歳上・GI・芝1600m)でGI・2勝目を狙う。

 ブレイディヴェーグは父ロードカナロア、母インナーアージ、母の父ディープインパクトの血統。母と半兄のエルバリオはオープン馬。そして叔母のミッキークイーンは15年のオークスと秋華賞を制した名牝だ。さらにいとこも優秀で、エピファニーは24年の小倉大賞典、ミッキーゴージャスは同じく愛知杯を制覇。ショウヘイは今年の京都新聞杯で重賞初制覇を果たし、先週の日本ダービーで3着だった。

 ここまで9戦4勝。デビューから休み休みのローテーションとなったため、クラシックには間に合わなかったが、3歳秋のエリザベス女王杯で重賞初制覇を果たした。しかし、その後は順調さを欠いたため、予定していたレースを立て続けに回避。約11カ月ぶりの実戦となった府中牝馬Sは楽勝したものの、近3戦はマイルCSが4着、東京新聞杯が4着、ドバイターフが7着と精彩を欠いている。確かに一度も大負けはしていないが、もともとのポテンシャルを考えると物足りない現状だ。

 今回は2戦ぶり3回目のマイル戦だ。勝てば13年の父ロードカナロア以来、12年ぶりとなるマイル未勝利馬の安田記念制覇。また、エリザベス女王杯覇者の戴冠となれば史上初となる。並み居る牡馬を蹴散らして、復活のGI・2勝目となることを期待しよう。

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