出店場所は、交通量の多い四条河原町から少し入った住宅なども並ぶ通り。ゴールドウインの基幹ブランドである「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」が同じ通りに店舗を構え好感触だったことから、京都という観光都市ならではの「探す楽しみ」を感じてもらうロケーションとして、ローカルとインバウンド両軸での集客を狙う。
ゴールドウイン常務執行役員ゴールドウイン事業本部長の川田慎二氏は、「商品やサービスだけでなく長い時間滞在したいと感じていただけるような居心地のいい空間を提供していくことが我々が考えている日本の美意識であり価値。ゴールドウインが掲げている、人と自然の可能性を広げるということを、この店舗を通じてグローバルに発信していきたい」とコメントした。
今後は同じく新素材研究所とタッグを組んだ丸の内店の移転リニューアルオープンを控えており、札幌、大阪、福岡などにも出店を進めるほか、好調の中国市場に加え、ソウル、ロンドン、ニューヨークなどのグローバル都市に出店攻勢を強める方針。2033年までに、ゴールドウインブランド単体での売上高500億円の達成を目標に掲げている。