
「研究室の蟹が脱走して、蟹の足跡を追跡してたのお笑いすぎる」
こんな投稿をしたのは獣医学生のUkey(@Purin_vet)さん。添付されたLINEの画面には、研究室から逃げ出した蟹が入っていたと思われる空のボウルがむなしくもカメラに収められています。
さらに、もう一枚の画像では蟹が残したとされる足跡が残り、「蟹の軌跡をたどれ!」といったメッセージが。この後の投稿で無事に蟹を発見、捕獲されたことが報告され一連の騒動は幕を閉じましたが、捕獲までの一部始終に様々なコメントが届きました。
「敗因は横方向にしか逃げられなかったから」
「蟹がどこカニ」
「一回机の足にぶつかってるのおもろい」
「床が乾く前に‥笑」
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蟹の足跡をたどってみると、机の脚の周りをうろうろした形跡も。見慣れぬ外の世界に驚きを隠すことができなかった蟹の様子を想像することができます。Ukeyさんたち研究室の学生さんをざわつかせた蟹の逃亡劇。どこまで逃げていたのでしょう。捕獲後の話や脱走対策についてUkeyさんに聞きました。
ーー蟹が脱走した時は?
「大学の近くのコンビニに買い物に行っていて、戻ったら脱走していました」
ーー蟹は何か研究に使うのですか?
「他の研究室のフィールドワークで捕獲した余りをもらったもので、研究に使うものではないです」
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ーーこの後、蟹ははどこにいたのでしょうか?
「研究室の中にある学生居室のドアの前にいました」
ーー発見された蟹はどうなりましたか?
「脱走した蟹は捕獲した後、厳重なセキュリティのもとで飼育されています」
ーー蟹が脱走したのに気づいた時は?
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「研究室の外や教授室に逃げると大変なので、非常に焦りました」
ーー今回の事態を受け、何か対策はされたのでしょうか?
「同期が水槽を持ってくる間のその場しのぎでボウルに入れていたため、簡単に脱走しました。次の日から水槽で飼っています」
Ukeyさんは「蟹には深刻な症状を引き起こす寄生虫が寄生している場合があるため、生食には気を付けましょう」と話しています。鮮度の悪い蟹の生食は食中毒のリスクもあるので大変危険です。刺身などで食べる場合は処理されたものを選び、可能な限り早めに召し上がってください。
(まいどなニュース/Lmaga.jpニュース特約・行橋 友)