ドイツ代表を率いるナーゲルスマン監督 [写真]=Getty Images ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督が、ポルトガル代表戦を振り返った。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイト『UEFA.com』がコメントを伝えている。
UEFAネーションズリーグ(UNL)準決勝が4日に行われ、ドイツ代表はポルトガル代表と対戦。48分にフロリアン・ヴィルツが先制点を決めたものの、63分にフランシスコ・コンセイソンに同点弾を許すと、68分にはクリスティアーノ・ロナウドに勝ち越しゴールを奪われ、1−2で逆転負けを喫した。
決勝進出を逃した試合後、ナーゲルスマン監督は「ポルトガルの勝利は当然だった。彼らの方が優れていた。前半は本当に力不足だった。100パーセントでなければ、トップチームと渡り合うことはできない」と振り返りながら、敗因については次のように言及した。
「前半のせいで試合に負けたと思う。なぜなら、前半にはボールポゼッションできるスペースがかなりあったからだ。ポルトガルはそれほどアグレッシブに守備をしてこなかったけど、私たちのポゼッションはここ10試合ほど鋭くはなかった。とてもスローな展開で細かいミスが多かった」
「4つのチャンスを作ったけど、決定的なものではなかった。前半は守備陣が100パーセントのチームワークを発揮することができず、2、3失点を喫する可能性もあった。私たちは素晴らしいパフォーマンスを発揮する必要があった。でも、ハーフタイム後の10分間は優勢でリードを奪った。あれは当然のことだった」
「ゴールを決めたら、より大きな力と気力が湧いてくることもあれば、満足感に浸りすぎて、プレーを少し控えてしまうこともある。あの時間帯は少し落としてしまい、2失点をしてしまった。最終的に決勝に進めなかったのは残念だが、それに値することでもある」
「(挫折と道のりの一部の)両方だ。試合に負けることは挫折だが、チームとして成長する過程では多少の挫折は当然のことだ。道のりのごく自然な流れだ。重要なことは試合から、そして敗北から学ぶことだ。それができれば、私たちにとって良い一歩になるだろう」
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