織田裕二、『世界陸上』34年ぶり東京開催で願い「冷夏であってほしい…」 選手には熱いプレー期待も

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2025年06月05日 15:50  ORICON NEWS

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『世界陸上』への思いを語った織田裕二(C)ORICON NewS inc.
 俳優の織田裕二、室伏広治スポーツ庁長官が5日、都内で行われた『東京2025 世界陸上100 Days To Go!』メディア向け発表イベントに登壇した。

【写真】これは欲しいデザイン!「選手が手にしたいメダル」を方針に作成されたメダル

 9月13日の世界陸上の開幕まで100日前となった。織田は「刻みますね」と笑いつつ「100日と言われると『あれ?近づいてるのかな』と選手でもないのにドキドキしちゃう。でも、よく考えたら観客目線で言えば、まだあと3ヶ月あるんですね。あんまり煽らないでください」とはやる気持ちを抑えるように語った。

 34年ぶりに東京で開催となる『世界陸上』。期待することを問われると織田は「冷夏であってほしい…」と願う。「選手のプレーは熱いのがいいけど…。今年は涼しくてよかったねっていう天気にならないかな」と話していた。

 今年9月13日〜21日の9日間にかけて開催される『東京2025 世界陸上』。世界陸上が東京で開催されるのは、91年以来、実に34年ぶり。約200ヶ国・地域から2000人以上の選手が東京に集い、各競技で世界一を目指す。

 開催まであと100日となったことを記念して、各種目で3位に入った選手に授与されるメダルが完成した。メダルのデザインは「選手が手にしたいメダル」の開発方針のもとに制作。中高生のジュニアアスリートからの声を参考にし、専門家や若手アスリートからなる先手委員会で意見を重ねながら制作された。

 デザインコンセプトの表は「枠を超える」でロゴのフレームを超えて、陸上トラックで表現されたTYO(東京の都市コード)が伸びていき、外側の円弧により、全てが結ばれ、つながることを表している。裏は選手の氏名が刻印されることから、磨き加工で選手の顔が映るようにし「あなたの積み重ねた努力がメダルに届いた」と選手を主語として称えるデザインとしている。また、メダルケースには持続可能性の観点から東京・多摩地域で育った木材(多摩産材)を使用している。

 メダルとメダルケースは、あす6日から東京都庁第一本庁舎2階の中央展示コーナーに展示される予定となっている。

 1997年アテネ大会から、13大会連続で世界陸上のメインキャスターを務め、大会の顔としてアスリートたちの活躍を伝えてきた織田は、“東京2025世界陸上 スペシャルアンバサダー”に就任。2007年に開催された大阪大会の男子100m決勝では、「地球に生まれてよかったー」という名言を残し、織田が歌う「All my treasures」は、番組テーマソングとして、長年世界陸上を支えてきた。そんな織田がカムバックを果たし、34年ぶりの東京開催を盛り上げる。

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