織田裕二、室伏広治氏と2011年以来の再会 キャスター時代の功績に感謝「大変な功労者」

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2025年06月05日 15:50  ORICON NEWS

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2011年以来の再会をした(左から)織田裕二、室伏広治(C)ORICON NewS inc.
 俳優の織田裕二、室伏広治スポーツ庁長官が5日、都内で行われた『東京2025 世界陸上100 Days To Go!』メディア向け発表イベントに登壇した。

【写真】固い握手…!久々の再開に笑顔だった織田裕二&室伏広治

 9月13日の世界陸上の開幕まで100日前となった。織田は「刻みますね」と笑いつつ「100日と言われると『あれ?近づいてるのかな』と選手でもないのにドキドキしちゃう。でも、よく考えたら観客目線で言えば、まだあと3ヶ月あるんですね。あんまり煽らないでください」とはやる気持ちを抑えるように語った。

 その後、室伏氏が壇上へ。室伏氏がハンマー投げで金メダルを獲得した2011年のテグ大会以来の再会という。織田について、室伏氏は「選手時代に温かく応援していただいたのを覚えていますし、それがどれだけの力になったのかわかりません。また『世界陸上』をお茶の間に届けるということでは大変な功労者だと思っています」と笑顔で語っていた。

 今年9月13日〜21日の9日間にかけて開催される『東京2025 世界陸上』。世界陸上が東京で開催されるのは、91年以来、実に34年ぶり。約200ヶ国・地域から2000人以上の選手が東京に集い、各競技で世界一を目指す。

 開催まであと100日となったことを記念して、各種目で3位に入った選手に授与されるメダルが完成した。メダルのデザインは「選手が手にしたいメダル」の開発方針の下に制作。中高生のジュニアアスリートからの声を参考にし、専門家や若手アスリートからなる先手委員会で意見を重ねながら制作された。デザインコンセプトの表は「枠を超える」でロゴのフレームを超えて、陸上トラックで表現されたTYO(東京の都市コード)が伸びていき、外側の円弧により、全てが結ばれ、つながることを表している。裏は選手の氏名が刻印されることから、磨き加工で選手の顔が映るようにし「あなたの積み重ねた努力がメダルに届いた」と選手を主語として称えるデザインとしている。また、メダルケースには持続可能性の観点から東京・多摩地域で育った木材(多摩産材)を使用している。

 メダルとメダルケースは、あす6日から東京都庁第一本庁舎2階の中央展示コーナーに展示される予定となっている。

 1997年アテネ大会から、13大会連続で世界陸上のメインキャスターを務め、大会の顔としてアスリートたちの活躍を伝えてきた織田は、“東京2025世界陸上 スペシャルアンバサダー”に就任。2007年に開催された大阪大会の男子100m決勝では、「地球に生まれてよかったー」という名言を残し、織田が歌う「All my treasures」は、番組テーマソングとして、長年世界陸上を支えてきた。そんな織田がカムバックを果たし、34年ぶりの東京開催を盛り上げる。

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