【安田記念】川田将雅騎手が現役単独トップの4勝目へ GI・2勝馬のジャンタルマンタルで参戦

　川田将雅騎手がジャンタルマンタル(牡4、栗東・高野友和厩舎)で安田記念(3歳上・GI・芝1600m)の4年ぶり4勝目を目指す。

　川田騎手はこれまで安田記念に13回騎乗。4回目の参戦となった15年にモーリスで初制覇を果たした。その後、17年にサトノアラジン、21年にダノンキングリーで制覇。通算3勝は武豊騎手と並んで現役トップタイとの数字となる。

　今年のパートナーはジャンタルマンタルだ。23年の朝日杯FS、24年のNHKマイルCの覇者。この1年は順調さを欠き、香G1・香港マイルの13着の1戦のみだから、臨戦過程に不安が残ることは確かだ。とはいえ、昨春の走りを見る限り、年長馬相手でも決して見劣ることはない。ましてNHKマイルCを制した東京マイルが舞台なら、半年ぶりの実戦でも大いに期待できるだろう。

　川田騎手にとっては現役単独トップ、そして岡部幸雄元騎手と並んで歴代1位タイとなる安田記念4勝目がかかる一戦だ。JRA・GIは14年から24年まで11年連続で制しているものの、意外にも今年は未勝利。12年連続のJRA・GI制覇にも期待したい。