
海外オンラインカジノの賭け金をマネーロンダリング(資金洗浄)したとして決済代行グループのメンバー3人が逮捕された事件で、神奈川県警は5日までに、組織犯罪処罰法違反(組織的常習賭博)容疑で、グループリーダー格の会社役員倉田善徳容疑者(42)=東京都中央区晴海=ら6人を新たに逮捕し、3人を再逮捕した。認否は明らかにしていない。
組織犯罪対策総務課によると、グループは少なくとも六つの日本人向けオンラインカジノの決済代行システムを運営。現金をカジノで使うポイントに交換するなどし、1年間で約900億円の賭け金を集めていたとみられる。