9月13日開幕の陸上世界選手権東京大会(国立競技場)まで5日であと100日となり、日本代表ユニホームがお披露目となった。都内で大会100日前を記念したイベントが行われ、報道陣に発表された。
色合いは15年以降の代表ユニホームを踏襲し、サンライズレッドが基調。距離用のウエアは前回の23年ブダペスト大会から10%の軽量化が達成されており、通気性にも優れた素材となっているという。
新しいユニホームをまとった男子マラソン代表の吉田祐也(GMOインターネットグループ)は、好きな色が赤色だといい「鮮やかな色で当日に向けてモチベーションが上がる」と笑顔。女子マラソン代表の小林香菜(大塚製薬)は軽量素材に「軽くて日本代表の責任を忘れるくらい」と冗談を交えつつ「日の丸を見て重みや責任を感じる。貴重な機会と思って、かみしめて走りたい」と意気込んだ。
男子マラソン代表の小山直城(ホンダ)は昨夏のパリ五輪で23位にとどまったことを踏まえ「パリ五輪で悔しい走りとなったので、悔しさを晴らせるようにしたい」と宣言。女子35キロ競歩の梅野倖子(LOCOK)は同種目が大会の一番初めに開催されるとあり「日本人最初のメダリストになれるように努力したい。最低限でも入賞したい」と思い描いた。
この日のイベントではメダルも初公開。東京大会でスペシャルアンバサダーの俳優織田裕二、04年アテネ五輪男子ハンマー投げ金メダルでスポーツ庁の室伏広治長官、東京都の小池百合子知事などが出席した。
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