TOKYO BASEが中国事業の再成長戦略を発表、ミドルリスク・ミドルリターン型へ転換

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2025年06月05日 18:31  Fashionsnap.com

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 TOKYO BASEが、2026年1月期からの中国事業における新たな成長戦略を発表した。

 同社はこれまで、北京や上海、深圳などの一級都市に加え、成都や武漢といった新一級都市にも出店を拡大。「ハイリスク・ハイリターン型」戦略で、各都市の主要商業施設の一等立地に、330平方メートル規模の大型店舗を展開してきた。結果として認知拡大に成功した一方、コロナ禍や不動産不況による中国経済の急変に大きな影響を受けるなど、収益面で課題を露呈した。
 これを受け、2026年1月期からは「ミドルリスク・ミドルリターン型」の戦略へと転換。不採算店舗を整理し、今後はブランド認知を活かしながら、業態特性に応じた立地に165平方メートル程度の店舗を展開することで、投資効率と収益性を追求していく。
 その一環として、今期中に北京と上海で計3店舗の新規出店を予定。4月25日に開店したSTUDIOUS 北京店(店舗面積約159平方メートル)に加えて、STUDIOUS 上海富民路店(同約149平方メートル)と、「コンズ(CONZ)」の海外1号店となるCONZ 上海富民路店(同約159平方メートル)を、6月14日にオープンする。今後は北京や上海、深圳を中心にドミナント戦略を推進し、中国本土における売上30億円達成を目指す。

■TOKYO BASE:公式サイト

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