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ラグビーのリーグワン1部で準優勝したクボタスピアーズ船橋・東京ベイ(東京ベイ)が5日、千葉・船橋市のららぽーとTOKYO−BAYでシーズン終了報告会を開いた。
練習拠点とする船橋市のプロスポーツ等連携推進委員会が企画。集まったファンから歓声を受け、前川泰慶ゼネラルマネジャー(40)は「来年はトロフィーを持って、優勝を報告できるようにしたい」と誓った。
チームには船橋にんじん20キロ、西船橋産の小松菜10キロ、枝豆6キロ、船橋たまご10キロが贈られ、決勝の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)戦でトライを決めたCTB立川理道(35)は「ホストエリアである船橋にはクラブハウスもありますし、こうやって盛り上げていただけるのはうれしい。優勝報告会ができれば一番良かったですが、自分たちが応援されていると実感させてもらえる会でした」とサポートに感謝した。
自身は24年秋の日本代表活動での故障から始まり、25年1月18日のリコーブラックラムズ東京戦で今季初出場。24年春に明治大から入団した広瀬雄也(24)と定位置を争いながら、プレーオフは全3試合で先発した。主将のバトンをNO8ファウルア・マキシ(28)に引き継いで過ごした1年で「自分自身にフォーカスする時間が多くなった。リザーブでの出場機会がこれまであまりなかったので、どうチームにインパクトや安心感を与えるか、うまくいかなかったところを整えるか、というところで勉強させてもらいました」と引き出しを増やした。
3季ぶりの優勝を目指す来季を前に、今後はシーズンオフに入る。落ち着いた口調で「代表で活動をするにせよ、次のスピアーズのスタートにせよ、まずは自分の体を整えることが大事。家族も一緒に戦ってきたシーズンなので、その時間も大事にしながら、オンとオフをバランス良く過ごしていきたいと思います」とスタンスを示し、再出発を見据えた。【松本航】
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