去就注目のギェケレシュ、CL権なくともマンU移籍を希望か…プレミアクラブの争奪戦は激化の一途

　スポルティングに所属するヴィクトル・ギェケレシュは、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を検討しているようだ。5日、イギリスメディア『トークスポーツ』が報じている。

　現在27歳のギェケレシュは、2023年夏にコヴェントリーからスポルティングに加入すると、昨シーズンは公式戦50試合に出場し、43ゴール15アシストを記録。昨夏にもビッグクラブへの移籍の可能性も取りざたされたが、残留すると、今シーズンは公式戦52試合で54ゴール13アシストの活躍で、2シーズン続けて圧巻のパフォーマンスを披露した。

　スポルティングはギョケレスの移籍金として、契約解除金である8500万ポンド（約169億円）から減額した約6000万ポンド（約119億円）を要求している模様。この金額は、同選手が2024−25シーズンも残留することを約束したことで、今夏により低い移籍金で移籍が可能性になったためとも伝えられている。

　報道によると、マンチェスター・ユナイテッドもギェケレシュの獲得に興味を示しており、ルベン・アモリム監督はかつての教え子であるギョケレスとの再会を望んでいるようだ。しかしながら現時点では正式な交渉は行われていないという。

　なお、ギェケレシュの獲得にはアーセナルも関心を寄せ、ライプツィヒのFWベンジャミン・シェシュコとどちらを獲得するか検討しているともされている。他にもチェルシーも、リアム・デラップを補強したものの、攻撃陣強化のために、ギェケレシュ獲得を視野に入れている模様で、争奪戦の激化が予想される。