フジテレビ社員処分「弁護士の報告聞いて考え変わった」と社長 反町理氏は嘱託契約の更新なし

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2025年06月06日 05:31  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

フジテレビ本社ビル(2025年1月撮影)

フジテレビは一連の問題の発生当時に対応にあたっていた社員らの懲戒処分を発表した。


いずれも6月2日〜5日付で、4人が今回の事案、2人が第三者委員会の調査で新たに判明したハラスメント行為に対する処分。氏名は公表されず、調査報告書上の呼び名で明かされた。被害女性をホテル会食に誘うなどしていた当時の編成制作局編成部長は4段階の降職と懲戒休職(1カ月)、当時の編成制作局長(のちに執行役員)は減俸(50%)、当時の編成制作局アナウンス室長はけん責、当時の人事局長は戒告、当時の報道局長は懲戒休職(約2〜3カ月)、過去にハラスメント行為があったという報道局取材センター政治部勤務社員は処分なし(嘱託契約の更新なし)とされた。同局は政治部勤務社員が「BSフジLIVE プライムニュース」のキャスターを3月まで務めていた反町理氏と認めた。


また、今回の処分は賞罰審査委員会が長い時間をかけて精査した結果といい、清水社長は処分の甘さを指摘する声に対し「一連の事案のあとから見ている我々と、その当時でどうだったのかという部分では少し(考え方が)違うのかなと。(弁護士の)先生からの報告を聞いて私の中でも考えが変わりました」とした。

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