
※写真はイメージです
車が野生動物と衝突することによって発生する「ロードキル」は、特に動物の活動が活発になる6月から10月の期間に多く発生します。ロードキルが起こると、運転者や同乗者がケガをしたり、死亡事故につながる恐れも。今回はロードキルの対策と、もしものときの対応をお伝えします。
◆動物の飛び出しに要注意
車に乗る私たち人間がロードキルで危険なのは、大きく2パターン考えられます。1つは大型の野生動物と衝突する事故そのもの、もう1つは小型・中型の動物に気付き、避けようとしたことで事故につながるケースです。
大型動物が突然飛び出し、衝突して大きな事故につながる危険性が高いのは、緑豊かな地域を通る西日本や東日本の北側の高速道路だと言われています。中型動物もそうしたところに多く生息していますが、最近では首都高速道路でも目撃されたケースもあり、都市部だからといって安心してはいけません。
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もし動物が現れたら、できるだけ冷静に対処することが大事です。急ハンドルは切らず、ブレーキをなるべく優しく踏んで危険を回避し、対向車線に出てしまったり、歩行者にぶつかったりしないように周りの様子を見る心持ちが重要です。

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◆もし道路上に動物がいたら…
実際にまるもさんは、運転中に野生動物に遭遇することがたまにあるそうです。そこで、動物に遭遇したときの対処法について伺いました。まず野生動物が活発になる夜間は遭遇する可能性が高くなります。キラッと光る目や物影に気付いた際は、後続車を意識しつつスピードを落としましょう。
また、まるもさんは「常に動物の動きを予測した運転が求められます。こちらが刺激をしなければ、動物は止まったままでいることも多いです。そのときは様子を見ながら、ゆっくり横を走り去りましょう。どうしても飛び出してきそうなときは、状況が許すのであれば停止して(動物が動くまで)待ってください」と補足します。高速道路を走行中に遭遇したときは、すぐにミラーで後続車や周囲の状況を確認して、危険がなければブレーキを踏んで緩やかに減速してください。
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<番組概要>
番組名:JA共済 presents なるほど!交通安全
放送日時:毎週金曜 7:20〜7:27
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/koutsu/
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