W杯出場を決めた韓国代表(上)、ウズベキスタン代表(右下)、ヨルダン代表(左上)[写真]=Getty Images FIFAワールドカップ26アジア最終予選・第9節が各地で行われ、新たに3カ国が本大会出場を決めた。
グループAでは2位ウズベキスタン代表が敵地で3位UAE代表と対戦。4ポイント差の両者による直接対決は、ホームのUAEが複数の決定機を作ったものの、ウズベキスタン代表のGKウトキル・ユスポフが好セーブを披露。最終的にスコアレスドローのまま試合は終了し、2位以上を確定させたウズベキスタン代表が悲願のW杯初出場を決めた。
グループBでは首位に立つ韓国代表が3位イラク代表とのアウェイマッチに臨んだ。試合は前半のうちにイラク代表が退場者を出し、韓国代表が数的優位となる。すると、63分にキム ジンギュが先制点を挙げ、82分にはオ・ヒョンギュが追加点をマーク。2−0で勝利した韓国代表が11大会連続のW杯出場を決めた。また、2位ヨルダン代表は4位オマーン代表と敵地で対戦し、アリ・オルワンのハットトリックで3−0の完勝。2位以上が確定したため、初の本大会出場を掴み取った。
グループCでは2位オーストラリア代表が首位の日本代表と激突。終了間際の90分にアジズ・ベヒッチが決勝ゴールを挙げ、ホームのオーストラリア代表が勝利を収めた。一方、3位のサウジアラビア代表はアウェイで5位のバーレーン代表と対戦し、2−0の快勝。今節でグループCの2カ国目の本大会出場国は決まらず、最終節に行われるサウジアラビア代表対オーストラリア代表の結果次第となった。
アジア最終予選 順位表
※⚪︎はW杯出場決定国
【グループA】
1位:⚪︎イラン(勝ち点20/得失点差+8)
2位:⚪︎ウズベキスタン(勝ち点18/得失点差+4)
3位:UAE(勝ち点14/得失点差+7)
4位:カタール(勝ち点13/得失点差-4)
5位:キルギス(勝ち点7/得失点差-6)
6位:北朝鮮(勝ち点3/得失点差-9)
【グループB】
1位:⚪︎韓国(勝ち点19/得失点差+9)
2位:⚪︎ヨルダン(勝ち点16/得失点差+9)
3位:イラク(勝ち点12/得失点差-1)
4位:オマーン(勝ち点10/得失点差-5)
5位:パレスチナ(勝ち点9/得失点差-3)
6位:クウェート(勝ち点5/得失点差-9)
【グループC】
1位:⚪︎日本(勝ち点20/得失点差+21)
2位:オーストラリア(勝ち点16/得失点差+8)
3位:サウジアラビア(勝ち点13/得失点差0)
4位:インドネシア(勝ち点12/得失点差-5)
5位:バーレーン(勝ち点6/得失点差-10)
6位:中国(勝ち点6/得失点差-14)
【ハイライト動画】日本代表はオーストラリア守備陣を攻略できず…