<加害者と結婚>まさか!「私のこと忘れた?」20年経ち…はじめまして【第4話まんが:夫の気持ち】

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2025年06月06日 07:50  ママスタセレクト

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俺(ケン)は、妻のナツミと中2の娘、小4の息子と暮らしている。大学生のときに自転車事故を起こした俺は、当時中学生の女の子に重傷を負わせてしまった。彼女はもう一生普通に歩くことはできず、身体にも大きな傷痕が残るらしい。俺はひとりで罪を背負って生きていくつもりだったが、ナツミが「一緒に背負う」と言ってくれ、俺たちは結婚した。あの事故から20年、俺が被害者の「羽田キホ」さんのことを忘れることはなかった。
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俺は新しい部品を持ってくることを伝え、翌日の約束を取り付けて帰社した。早上がりをしてスーパーに寄り、夕飯のメニューを考えながら買い物をする。そんないつもの日常がこれからも続くはずだった。しかしその頃、取引先では……。

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そして翌日。俺が取引先に到着すると、片手に杖をついた女性が応対してくれた。どうやら昨日約束した担当者は急な外出が入って不在らしい。「私が対応させていただきます」と言われ、笑顔で「よろしくお願いします」と挨拶を返す。

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彼女の首から下にかけての傷痕を見てハッとした。血の気が引くとはこのことなのだろう。まさか「羽田キホ」さんとこんなところで再会するなんて思ってもいなかった。
羽田キホさんはあの日の事故のせいで通常の歩行が困難になり、首から下の傷が痕になって残ってしまったのだった。痛々しいその姿を見て、俺は再び大きな罪悪感に襲われた。こんなことになったのは俺のせいなんだ……。
でも彼女は俺を恨んでいるとか、そんなふうには見えない。穏やかに笑って自己紹介をするその笑顔に、どこか少し救われたような気もしたのだった。

【第5話】へ続く。

原案・ママスタ 脚本・渡辺多絵 作画・猫田カヨ 編集・井伊テレ子

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