
■MLB ドジャース 6ー5 メッツ(日本時間6日、ドジャースタジアム)
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ドジャースの大谷翔平(30)が本拠地でのメッツ戦に“1番・DH”で先発し、この日は4打数2安打で2試合連続のマルチ安打をマーク。打率は.292から.295に。
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試合は0−4と劣勢から打線が粘りをみせ、終盤の8回に逆転。打撃不振で苦しんでいたM.コンフォート(32)が5戦ぶりの安打となるタイムリーで勝ち越し。チームは連敗を阻止し、メッツとの4連戦は2勝2敗で締めくくった。
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大谷はメッツの先発D.ピーターソンを相手に4度対戦。第1打席はフルカウントから外角低めのスライダーに空振り三振。3回の第2打席は1死一塁の場面で、2球目を詰まりながらもセンター前に運び、2戦連続安打。5回は初球の内角のシンカーをライト前にヒットを放ち、2戦連続マルチをマークした。だが1点を追う7回の第4打席はフルカウントから見逃し三振に倒れ、チャンスを作れず首をかしげた。
ドジャースは先発L.ナック(27)が初回は3人で抑えたが、2回にP.アロンゾに先制本塁打を許すと乱調気味に。
3回は先頭・B.ニモ、S.マーテイに連続本塁打を許し0−3。さらにアロンゾに死球、マクニールに四球と制球が乱れた。次打者にヒットも許すと、1死満塁から犠飛で4点目を奪われた。
4回は1死から連続四球を与え、四死球はこの試合6つ。ここでD.ロバーツ監督がマウンドに向かい、J.ドレーヤー(26)に交代。ドレーヤーは続くソトに四球で1死満塁と大量失点のピンチを招いたが、アロンゾを空振り三振、マクニールを右飛に打ち取り無失点で切り抜けた。
打線は4点を追う3回にM.ロハスの四球、大谷のヒットで1死一・三塁のチャンスを作ると、M.ベッツ(32)、W.スミス(30)の連続タイムリーで2点を返し、T.ヘルナンデス(32)の二ゴロ間にベッツも生還し3−4と1点差に。
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中盤は両チーム無得点が続いたが、8回は好投を続けていたJ.ウレーニャ(32)がアロンゾにタイムリーを許して3−5。だが打線も粘りをみせ、直後に2番手R.ギャレットからW.スミスがタイムリー2ベースを放ち、すぐさま1点差。さらに1死三塁でA.パヘスが三ゴロも、三塁手の本塁への送球が乱れ、スミスは本塁セーフ。5−5の同点に追いつくと、T.エドマン(30)は空振り三振で、スタメンから外れたF.フリーマン(35)が代打で送られるも申告敬遠。ここでM.コンフォートが意地をみせるタイムリーで6-5と逆転。スタジアムは大歓声に包まれた。
9回はT.スコット(30)がランナーを一人出したが、最後はL.アクーニャをフルカウントから中飛に打ち取り接戦を制した。昨年のリーグ優勝決定シリーズで対戦したメッツとの4連戦は2勝2敗。敵地でも5月に対戦(1勝2敗)しており、今季はレギュラーシーズンでの対戦は終了。
大谷はこの日2安打も3戦連続ノーアーチ。本塁打ランキングではメジャートップで並んでいたマリナーズのC.ラリー(28)が3試合ぶりの24号を放ち、単独トップに。ナ・リーグでは依然としてK.シュワーバー(32、フィリーズ)の19本に4本差をつけて大谷がトップのまま。
この日、リーグ西地区2位のパドレスが敗れており、ドジャースの首位は変わらず。明日から敵地でL.ヌートバー(27)が所属するカージナルスとの3連戦を迎える。
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