政府はマイナンバーカード機能が今月24日からiPhoneにも搭載できるようになると発表しました。一体、どんなメリットがあるのでしょうか？
平将明デジタル大臣
「重要な節目となる発表をさせていただきたいと思います。iPhoneへのマイナンバーカード機能の搭載について、6月24日火曜日にリリースする予定となりましたので、お知らせいたします」
マイナカードの機能が搭載されるのは「アップルウォレット」というクレジットカードや交通系ICカードなどを管理出来るアプリ。
アップル社によると「アップルウォレットの身分証明書機能がアメリカ以外で展開されるのは、日本が初めて」だということです。
街の人からは歓迎の声が上がります。
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「僕は出来るだけ一元化してもらった方が管理が楽なので」
「『あ、保険証忘れた』ってなっても、マイナンバーがあれば、病院に行けたりするので、1つになればなるほど私は嬉しい」
では、何が出来るようになるのでしょうか。
主な機能としてあげられるのが、▼専用サイトのマイナポータルにスマホだけでログイン出来るようになり、年金の記録確認や引越し手続きなどの利便性が向上すること。
また、iPhoneを使って、▼住民票の写しや印鑑登録証明書などをコンビニで取得出来るようになります。
今後、マイナ保険証としても使えるようにする方針です。
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ただ、便利になる一方で不安も…
「スマホまでは、落とした場合ですとか、やっぱりカードと別の方がいいかなと思いますけど」
「何でもかんでも携帯に取り込めてしまうのは、便利な反面、プライバシーの面とかで、ちょっと不安はあります」
こうした懸念に対し、平デジタル大臣は…
平将明デジタル大臣
「最先端の技術を使ってですね、取り組んでいることだというふうには思います。議論を重ねて搭載に至っているということでありますので、あまりご懸念は当たらないんだろうというふうに思っています」
利用は広がるのでしょうか。
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