ルルムウがキディルと再タッグ　チェック × ヒョウ柄のボンテージパンツなどを展開

　「ルルムウ（rurumu:）」が、2025年秋冬コレクションで「キディル（KIDILL）」とのコラボレーションアイテムを発表した。大阪、福岡、札幌の3都市を巡回している展示受注会のほか、公式オンラインストアでは6月23日まで予約申し込みを受け付けている。また、ゾゾタウン（ZOZOTOWN）では、6月9日から6月15日までの期間予約販売を行う。


　両ブランドはこれまでにも、金継ぎのディテールを落とし込んだニットや、蜘蛛をあしらったニットなどのコラボレーションアイテムを発表。今回のコラボでは、キディルのボンテージパンツをベースに製作した「チェックボンテージパンツ（check bondage pants）」と、ラグランスリーブニット「ラグランプルオーバー（raglan pullover）」の2型をラインナップ。キディルのパンキッシュな世界観にルルムウのエッセンスを融合したデザインに仕上げた。

　チェックボンテージパンツは、キディルのテキスタイルパッチとコラボグラフィックのパッチをあしらい、ストラップにはレオパード柄の生地を使用。バックに配したジップを調節することで、フレアからスリムまでさまざまなシルエットに調整できる。ピンク、グレー、レッドの3色展開で、価格は6万9850円。同アイテムについてルルムウデザイナーの東佳苗は、「ずっとボンテージパンツを作ってみたかったが、せっかくやるならキディルコラボでと思っていた。今回ついに実現できて嬉しい」と語った。

　ラグランプルオーバーには両ブランドのパッチに加え、「KIDILURUMU」のテキストをルーン文字で配置。胸元には1990年代初頭にアメリカで生まれたフェミニズムパンクムーブメントの名称「Riot Grrrl」を、背面には定番フレーズ「Bad Boys & Girls」をアレンジした「Bad Grrrls & Boys」の文字を配し、メッセージ性のある一着に仕上げた。「一般的には“Bad Boys & Girls”と表現されることが多いが、あえて“Girls（Grrrls）“を先に持ってくることで、女の子の持つ反抗心とユーモアを体現した」（東佳苗）。カラーはピンク、サックスブルー、ブラックの3色展開で、サイズはそれぞれMとLの2サイズ。価格はMが7万3700円、Lが7万5900円。

　ルルムウの2025年秋冬コレクションのテーマは「FLOATERS（フローターズ）」。アメリカの学校文化を表す際、特定のグループに所属しない「不思議ちゃん」を意味するスラングで、「周りを気にせず、自分の好きを突き詰めて欲しい」という想いが込められている。コレクションは、アメリカの学校生活をリアルに描いた映画「ブレックファスト・クラブ」をインスピレーション源に、プリーツスカートやヴァーシティジャケット、ダッフルコートなどスクールガール風のアイテムで構成。随所にヴィンテージ加工や骸骨をイメージしたウサギのプリントを施すことで、学生時代特有の鬱屈した感情や葛藤を表現したという。

◾️大阪 展示受注会期間：2025年6月6日（金）〜6月8日（日）営業時間：6日 17:00〜20:00、7日 12:00〜20:00、8日 12:00〜17:30会場：terrace BLD.所在地：大阪府大阪市西区新町1-25-14 terrace BLD. 2階 ◾️福岡 展示受注会期間：2025年6月13日（金）〜6月14日（土）営業時間：13日 12:00〜19:00、14日 12:00〜18:00会場：レンタルスペースMDG所在地：福岡県福岡市中央区天神2-9-107 4階 ◾️札幌 展示受注会期間：2025年6月20日（金）〜6月21日（土）営業時間：12:00〜20:00会場：ie所在地：北海道札幌市中央区南八条西1丁目13番地75 ◾️ルルムウ：公式オンラインストア