『おそ松さん』6つ子＆トト子キャスト、第2期ぶりの先行上映イベントに集結　”らしさ”全開のトークを展開

　テレビアニメ『おそ松さん』第4期放送記念イベント『楽しむ準備はできてる？6つ子とトト子のおそ松さんウェルカムパーティー!!』が6日、埼玉・ウェスタ川越にて行われ、声優の櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由、遠藤綾が登壇した。

【写真】第4期放送記念イベントに登壇した櫻井孝宏ら『おそ松さん』キャスト

　キャスト陣は大歓声に迎えられ登壇し、1人ずつあいさつした。櫻井が「あまりの声援にこの作品人気あるんだって驚いてしまいました」と明かすと、中村が「勘違いしないでください」とすかさずつっこみ。神谷、福山とあいさつする中、小野は「ご唱和ください！いきますよ！」と合図し、十四松役おなじみの「ハッスルハッスル〜！マッスルマッスル〜！」を会場全体で大合唱。「それ封印したんじゃないですか？」「やったら1万円って話じゃなかったでしたっけ？」と入野に指摘され、「払うよ〜」とたじたじに。トト子役の遠藤は「トットコ役の…」とカミカミで自己紹介し、さっそく「おそ松さん」らしいにぎやかなオープニングとなった。

　イベントでは第4期の見どころや楽曲の裏側をトーク。サプライズで生アフレコも実施。さらには『おそ松さん on STAGE〜SIX MEN’S SHOW TIME〜2nd SEASON』の再演決定も発表され、舞台版キャストも登壇し大盛りあがり。

　「（劇中で）叫ぶのがしんどい」と明かしていた入野は、「10年やってきて、一緒にやるだけでたのしい」「みなさんが来てくれて拍手を送ってくれる」とし、「5期、6期、7期…16期」と続けたいと表明。そのうえで「叫ばないようになっているとうれしい」と希望を明かすと、神谷が「そこらへんになってくると、だれかが古希になってるよ」とポツリ。

　小野は背後で動く十四松のきぐるみに「小野Dがしゃべってる途中でしょうが！」とツッコミつつ、「ありが特大さよならホームラン！」と叫ぶと、入野に再び「それもだめじゃないですか？」とツッコまれ苦笑い。

　続いて福山が「YouTubeで松原さん（監督）と櫻井さんが言っていたんですけど、どうやら僕はバッキバキのようです。みなさんもバッキバキの目で見てください」と呼びかけ、「（「おそ松さん」の収録は）何も残らない」と語っていた神谷が「チョロ松のエピソードはどれもしんどいんですよ。わかるでしょ？何も覚えてないの」と会場に投げかけ笑いを誘った。

　中村は「ちょうど10年前、アフレコ1回目が終わったときにライフワークになればいいねと言っていたんですけど、ここまで続くとしんどいですね」としながら、「今回熱量を感じることが出来まして、残ってるものがあるんだなと思うと感無量でございます」と喜びを噛み締めた。

　櫻井は、コンテンツの広がりを実感したとし、「大きくなってきたんですけど、忘れちゃったとかつかれたとか…」とつぶやくと、中村が「全力でやった結果ですよ。ただおかしくなったわけじゃないですよ」と反応。櫻井は「もちろん」としつつ、「せめて6期、10期までいければいいですけど」と今後への意欲を見せ、「我々はきょうの日を忘れずに頑張っていきますので、これからもよろしくお願いいたします」と締めくくった。

　本作は、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画『おそ松くん』を原作とし、主人公である6つ子たちがクズでニートというダメな大人になった姿を描いた作品。2015年10月〜2016年3月にテレビアニメ第1期、2017年10月〜2018年3月に第2期が放送、2019年3月15日には劇場版『えいがのおそ松さん』が公開。2020年10月〜2021年3月にテレビシリーズ第3期が放送され、2022年7月には劇場版『おそ松さん〜ヒピポ族と輝く果実〜』、昨年7月には劇場版『おそ松さん〜魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会〜』が全国公開されていた。

　10周年を迎える今年、第4期放送が決定。7月8日より毎週火曜深夜24時からテレビ東京系列6局ネットにて放送される。

　MCはバッファロー吾郎・竹若元博が務めた。