垂水Sに出走予定のシェイクユアハート(撮影:山中博喜) 6月7日(土)は東京・阪神の2場開催。6日正午の馬場状態は、2場ともに芝ダート・良となっている。
■麦秋SでヒルノドゴールがOP入りを狙う
東京11Rはダート1400mの麦秋S(3勝)。ヒルノドゴールは1勝クラス、2勝クラスを連勝し、前走の鳴門Sでも4着と好走。昇級戦で揉まれた経験を糧に、ここはOP入りを決めたいところだ。対するは近2走で連続3着と堅実なヘルモーズ、前走で久々の勝利を挙げたプロミシングスターなど。
■垂水Sでシェイクユアハートが惜敗に終止符を打つか
阪神11Rは芝2000mの垂水S(3勝)。シェイクユアハートは近11走のうち、4着だった2走前を除くと全てが3着以内。抜群の安定感を誇る。勝ち切れないレースが続いているが、今回こそ勝利を掴みたい。対するは昇級初戦の前走が悪くなかったバッデレイト、こちらも安定感抜群のエセルフリーダなど。
■由比ヶ浜特別でソーダーンライトが連勝を期す
東京10Rは芝1400mの由比ヶ浜特別(2勝)。ソーダーンライトは前走で1勝クラスを勝ち上がったばかりだが、3走前の紅梅Sで4着、2走前は強敵相手に2着と、ここに入っても通用する力は示している。ここは連勝も十分。対するは新馬勝ち以来の東京で勝利を狙うカラヴァジェスティ、重賞でも好走実績のあるヤマニンアドホックなど。
■稲城特別でレッドバンデが自己条件で必勝を期す
東京9Rは芝2400mの稲城特別(1勝)。レッドバンデは前走、格上挑戦となった青葉賞で4着と大健闘。ダービーへの出走はならなかったが、その実力はGIIでも通用することを示した。自己条件に戻るここは勝ち負け必至だろう。対するは未勝利勝ちの内容が良かったニヴルヘイム、同条件の前走が差のない2着だったサンセットビューなど。
■加古川特別でメイショウズイウンが巻き返す
阪神10Rはダート1800mの加古川特別(2勝)。メイショウズイウンは前走のユニコーンSで3着と、重賞でも通用する力を示した。2走前の伏竜Sでも2着に入っており、自己条件に戻れば実績は断然。ここは負けられない一戦となる。対するは前走で勝ち上がったロードラビリンス、距離短縮で巻き返しを狙うアンバードールなど。
■城崎特別でレベルスルールが2勝目を狙う
阪神9Rは芝1800mの城崎特別(1勝)。レベルスルールは前々走で未勝利を勝ち上がると、続く前走の1勝クラスでも2着と好走。阪神コースとの相性も良く、昇級2戦目で一気に突き抜けたいところだ。対するは強力メンバーだった前走でも大差がなかったフォーキャンドルズ、芝に戻って安定感の出てきたアレンテージョなど。
■東京2Rで良血ブルージュが初勝利を目指す
東京2Rはダート1400mの3歳未勝利。ブルージュはダートに転向後、3走前のマイル戦と前走の1400m戦で2着に入っており、勝ち上がりは目前。半姉にGI馬ナミュールを持つ良血が花を開いていく。対するは初ダートの前走で掲示板を確保したアドリアフレイバー、近2走で好走が続くコオリナラグーンなど。
■東京5Rの新馬戦でレーヌミノルの仔テンユウなどがデビュー
東京5Rは芝1600mの新馬戦。17年桜花賞(GI)など、重賞2勝を挙げたレーヌミノルの仔でサートゥルナーリア産駒のテンユウが岩田康誠騎手でデビューする。また、半兄に14年京都2歳Sを勝ったベルラップ(父ハーツクライ)がいる、スワーヴリチャード産駒のベルバードが横山武史騎手でデビューする。
■阪神5Rの新馬戦でアンドラステの仔アンドゥーリルなどがデビュー
阪神5Rは芝1600mの新馬戦。21年中京記念(GIII)を勝ったアンドラステの仔でサートゥルナーリア産駒のアンドゥーリルが藤岡佑介騎手でデビューする。
■節目の勝利までわずか
横山武史騎手はJRA通算700勝まであと1勝。当日は東京で6鞍に騎乗する。
■高柳大輔調教師のバースデー
7日は高柳大輔調教師の48歳のバースデー。当日の管理馬は、阪神で2頭がスタンバイしている。