遮光率99.5%、“人工芝”のような見た目で雑草の発生をガード! “魅せる”「防草シート」に注目

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2025年06月07日 06:10  TOKYO FM +

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遮光率99.5%、“人工芝”のような見た目で雑草の発生をガード! “魅せる”「防草シート」に注目
川瀬良子がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「あぐりずむ」(毎週月曜〜木曜15:50〜16:00)。日本の未来を元気にする農業の応援ラジオプログラムです。

今回の放送では、“芝生柄”の「防草シート」に注目! 農業用の防虫ネットやビニールハウスの上にかける遮光ネット、住居の網戸、害獣避けのネットなどを製造する“農業資材のパイオニア”、株式会社イノベックスの大石孝雄さんをゲストにお招きして、同社が手がける「防草シート」について伺いました。


(左から)イノベックスの大石孝雄さん、パーソナリティの川瀬良子



◆“ネットの技術”が生み出す高性能防草シート

ゴールデンウィークは、まとまった時間で庭の手入れや草取りをする人も多いのではないでしょうか。草むしりの手間を減らす方法として除草剤を使う方もいますが、畑や家庭菜園などでは「薬品が近くの野菜に影響しないか心配……」という声も多く聞かれます。

そんなときに頼りになるのが「防草シート」です。

川瀬さんは「私も今年から本格的に畑に取り組もうと思っていて。まさに、そこの畑で防草シートを使っています。草が全然生えてこないんですよね」とその効果を実感。

農業資材のパイオニア・大石さんによれば、イノベックスが出荷する防草シートは年間で約1,500万平米、東京ドーム約300個分の面積にもなるといいます。

防草シートは、日光を遮ることで雑草の光合成を抑え、発芽を防ぐ仕組み。イノベックスの防草シート「ツイストガード」の遮光率は99.5%と非常に高く、雑草をしっかり防ぎつつ、水は通すという優れた構造。シートの上に水が溜まらない点もメリットです。

◆機能性だけじゃない! 見た目のおしゃれさも追及

「ツイストガード」で特に目を引くのが、“芝生柄”のデザイン。防草シートといえば黒色が一般的ですが、“せっかくのお庭まわりを暗くせずに楽しんでもらいたい”という思いから、庭や家のまわりを明るく保ちつつ、景観を損なわない人工芝のようなカラーの防草シートを開発したそうです。

この説明を聞いたパーソナリティの川瀬は「畑だけの利用で考えていましたけども、(芝生や草地になじむ、自然な緑色なので)マンションやアパートの1階に住んでいる方にもオススメできますね」と話しました。

◆自然な色合い、高い遮光性の両立が実現

「ツイストガード」という名前の由来は、シートの織り方にあります。縦糸に黒、横糸に薄緑と濃緑の3色を使用。これらをねじるように織り込むことで、自然な色合いと高い遮光性の両立が実現。

大石さんは「薄緑と濃緑がランダムに織られることで、芝生に見える柄となっています。糸がツイスト状に入っていくことから、ツイストガードという名前になりました」と解説。

また、「ツイストガード」は織物タイプで強度が高く、不織布タイプの防水シートとは耐久性が異なるため、シートの上を歩いても破れにくいのが特徴とのこと。

景観と機能性を兼ね備えたツイストガードは、お庭の草取りに悩む方の強い味方となりそうです。川瀬は「お家のお庭でも使いやすそうですね。今回ご紹介した『ツイストガード』は、ホームセンターなどでご購入できるそうです。ぜひチェックしてみてください」と話していました。

<番組概要>
番組名:あぐりずむ
放送日時:毎週月曜〜木曜 15:50〜16:00
パーソナリティ:川瀬良子

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