年収360万円・31歳男性、オルカンとS&P500に6年積み立て「世界的下落でも元本+50万円」

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2025年06月07日 06:11  All About

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All Aboutが募集している「積立投資の実体験エピソード」から、周りの方が資産運用にどのように取り組んでいるのか、運用目標や運用方針、成功体験から失敗事例などを見ていきます。今回は新潟県に住む31歳男性の積立投資エピソードです。
2024年から新NISAが始まり、ますます裾野が広がる投資の世界。そして投資の初心者が真っ先に検討するのが長期での積み立てによる資産運用です。時間を味方にできる低リスクな運用方法と言われる一方で、実際に周りの人がどのように積立投資を行ってきているのか、その実態をのぞく機会は限られます。

ここではAll Aboutが継続的に募集している「積立投資の実体験エピソード」から、ほかの方が積立投資にどのように取り組まれているのかを紹介。

シミュレーションでは分からないリアルな積立実践エピソードから、ご自身の投資のヒントを見つけ出してください。

31歳・年収360万円会社員男性の積立投資の取り組みと運用成績は?

今回は新潟県に住む31歳男性の資産運用エピソードを見ていきます。

家族構成

本人のみ

金融資産

年収:360万円
金融資産:現預金70万円、リスク資産300万円

リスク資産の内訳

・投資信託300万円

積立投資実績

(※商品名の詳細が不明なものも原文ママ記載)
・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)/NISA:2019年から
・eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)/NISA:2019年から

2019年からNISAで積立投資を続けてきたという今回の投稿者。

投資額は、全世界株式で「月5000円からスタート。1年後に月1万3333円」、米国株式は「月5000円からスタート。1年後に月2万円」までそれぞれ増額。

「月5000円ずつからのスタートでしたが、投資に回す金額を増やしていき、1年後には当時の(つみたてNISAの)上限枠まで金額を増やせました」とのこと。

新NISA移行後は、全世界株式は「つみたて投資枠で月2万円」、米国株式は「成長投資枠で月3万円」をベースに積み立てているそう。

投稿のあった2025年5月時点の運用実績については、全世界株式が「元本80万円→運用益込90万円」、米国株式が「元本170万円→運用益込210万円」と、積み重ねがしっかりと利益を生み出している様子です。

「6年前から継続しており、現在は含み益が20%ほど。米国株式、全世界株式ともに、始めた年から毎年平均7%の運用益が出ています。2023年8月には、運用益が50%ありました。2025年4月に世界的な下落がありましたが、長期でやっている為含み益がありました」とこれまでの推移を説明されています。

31歳・年収360万円会社員男性の思う積立投資のメリットや新NISAのプランは?

積立投資を始めてよかった点として、「お金の使い方を意識するようになりました。本当に必要なものしか買うことはないし、健康も気にするようになり、タバコとお酒をやめました。投資を始めていなければ、ここまで生活を変えることはなかった」とコメント。

引き出す時期は「30年後の老後に計画的な取り崩しをする予定」とのことですが、ハイブランドのバッグを購入するために現金化を悩んだ瞬間もあったと言います。

これから積立投資を始める人には、「ありきたりですが、初めは少額から始めてください。資産が増えていくと、もっと投資に回したくなるはずです。まずは100万円の資産を築きましょう。自信になります」とアドバイス。

新NISAのプランについては、「まずはつみたて投資枠を埋めるつもりです。焦ってはいませんが、コツコツとやっていくつもりです」と語られていました。

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※本文カッコ内の回答者コメントは原文に準拠しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません
※特定銘柄について、投資の勧誘を目的としたものではございません。資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願いします
(文:あるじゃん 編集部)

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